松本人志のハラスメント発言を後輩が擁護する“お笑い業界の女性蔑視” (2/2ページ)
深夜バラエティでは先輩芸人から強引に唇を奪われることもあり、そういった扱いがイヤで芸人を辞めた例も少なからずあるのです」(お笑いライター)
山里に至っては、セクハラ以外の面でも問題のある行動を続けてきた過去が明らかになっている。
「山里は最近、相方の南海キャンディーズ・山崎静代への度重なる嫌がらせをカミングアウト。二人のコンビ仲が良くなってきたことで過去の悪行をネタにできている面はあるものの、彼が静ちゃんにしてきた嫌がらせは一般社会でいう『モラハラ』や『パワハラ』に該当するもので、ネット上でも非難が殺到しました。もっとも、お笑い業界ではそんなハラスメントさえ、ネタとして昇華できれば万事オーケーという風土がある。そういった履歴を持つ山里ゆえ、今回ばかりは、やや説得力に欠けるものがあるかと思います」(前出・お笑い系ライター)
お笑い業界と世間における“常識のズレ”は、いよいよ“ギョーカイ”という免罪符では通用しなくなってきたのかもしれない。
(白根麻子)