将軍・殿様の「正室と側室」奇妙な真実(3)町娘から成り上がり将軍の子を産む (2/2ページ)

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母親の家柄としては慶喜はピカイチなんです。徳川将軍家にお嫁さんとして外様大名から来ているのは、島津家だけです。2人いますが、13代将軍家定(いえさだ)の御台所になった天璋院篤姫(てんしょういんあつひめ)が有名ですね。篤姫は島津斉彬の子供ということになっていますが、実は分家のお嬢さんを養女として迎えて、そのあとに近衛家の養女として徳川家に押し込まれたんです。それは斉彬の推す一橋慶喜を将軍に押し立てるためでした」

岡崎守恭(おかざき・もりやす):1951年、東京都生まれ。早稲田大学人文科卒業。日本経済新聞社入社、北京支局長、政治部長、編集局長(大阪本社)などを歴任。歴史エッセイストとして、国内政治、日本歴史、現代中国をテーマに執筆、講演活動中。著書に『自民党秘史 過ぎ去りし政治家の面影』。

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