究極の信仰の形。生きながら入滅し「即身成仏」になるための過酷な修行とは? (3/4ページ)
真言宗の開祖空海(Wikipediaより)
全国邸に有名なの即身仏は「弘法大師空海」ですが、山形県では「真如海上人」という方の霊験あらかたぶりが評判です。
真如海上人は、どんな人だったのでしょうか。山形県の朝日村の出身で、山から伐採した木をソリでおろす仕事をしていたそうです。しかし事故で人を殺してしまい、弔いのために出羽湯殿山の大日坊で行者に。
天明元年(1782年)から1000日の木食行を行い、天明3年に96歳で土中入定。
当時おそろしいほどの長寿で老齢であるにも関わらず、土中入定する前に更に体から不純物を出すため、塩と水だけを摂りながら47日間断食したといいます。
この時期は「天明の大飢饉」で、東北地方の農村部を中心に数万から数十万人が餓死したといわれた年でもあります。
それゆえ、上人の心に人々を助けなければという強い思いが芽生えたのだと思います。