天才テリー伊藤対談「ぱいぱいでか美」(1)名前は先輩の軽いノリでつけられて (2/2ページ)
でか美 そのあと、ポケットビスケッツの千秋さん、ハロー!プロジェクトのももち(嗣永桃子)も大好きになって「あんなふうになれたら」と思っていました。
テリー ももち? あのへんてこりんな娘、宇多田ヒカルと全然違うじゃない。
でか美 根本としてテレビっ子、というのが大きいんだと思います。テレビに出ていて歌う人に憧れて、宇多田さんを最初に見たのも「HEY!HEY!HEY!」で、浜ちゃん(浜田雅功)にどつかれているところを見て「いいなぁ」なんて思ったんです(笑)。
テリー なるほど。「音楽一本でいきます」っていうタイプとは違うところに引かれたわけだ。
でか美 それで高校卒業後、三重県から上京して音楽系の専門学校に通い始めたんです。でも周りと話が合わなかったので、同じキャンパス内に系列の大学があって、そこの軽音部に入りました。
テリー お、そこから本格的に音楽の世界へ。
でか美 はい。先輩に誘われてバンドのボーカルとして2年ぐらい活動したんですが、メンバー全員が学生じゃなくなった年に解散することになって。
テリー ああ、卒業と就職は、学生バンド解散の大きな理由だよな。
でか美 でも私としては、ちょうど専門学校を卒業して、フリーターをやりながらバンド活動を続けていこうと決意したばかりだったんですよ。
テリー でか美ちゃんの本気を、他のメンバーは共有できなかったわけだ。
でか美 他人と組んだバンドって、こんなに簡単になくなるのか、とすごくショックを感じて、「またこんなにツラい思いをするくらいなら、もう1人でやろう」と。
テリー その時の名前は?
でか美 バンドの時から同じで、メンバーの先輩に「お前のアダ名は“ぱいぱいでか美”な」くらいの軽いノリでつけられました。今思えばセクハラなんですが、なぜかその時に「めっちゃいい名前ですね!」なんて受け入れてしまって。実際、今でも気に入っているんです。