『トクサツガガガ』話題のワケは「オタクあるある」と「熱い名言」!?
小芝風花(21)が主演を務めるNHKドラマ『トクサツガガガ』。
『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載中の丹羽庭氏の同名漫画を原作とした、特撮オタクの女子たちの日常を描いた同ドラマ。2月3日に第1話から第3話までの、一挙再放送が行われたことで、作品のパワーに圧倒された人がまたも増えたようだ。
小芝が演じる仲村叶は、「特撮」をこよなく愛しているが、世間にオタクであることを隠す、いわゆる「隠れオタ」のOL。会社の同僚たちにオタバレしないようにしており、非オタの人とカラオケに行った場合も、あえて幼少期に流行った特撮ソングをシャウトを控えて歌うことで、“懐かしの曲を歌う女の子”のようなキャラを演じていた。
しかし、オタクであることを隠しながらも、心では常に同じ思いを分かちあえる仲間を探していた仲村。ある日、仲村は電車で見かけた特撮オタの吉田久美(倉科カナ/31)とヒーローショーで運命の再開をし、交流を深めていく。
ようやくみつけた仲間と、楽しいオタ活を過ごす日々だったが、吉田とともに訪れたヒーローショーで、同僚の北代優子(木南晴夏/33)と遭遇し、ヒーローと握手している姿を目撃されてしまう。必死に弁解しようとするが「ああいうのにいい年してはしゃいでて、見苦しいとか考えたことないの?」と苦い顔をされてしまう。しかし北代も他人に言えない秘密の趣味を持っていたのだった……。
■随所にちりばめられた「オタクあるある」
オタク女子の生態をくまなく表現している今作は、随所にオタクが思わず「やったことある!」と、うなってしまうような演出が散りばめられている。
仲村が仕事中の短い休憩で、キャラクターキーホルダーのガチャガチャを探すシーンでは、近場の設置場所を事前にすべて把握していたり、いつでもガチャを回せるよう、小銭を常に準備していたりする。
街中で見かけたヒーローショーのポスターを、スマホで撮影したりするのも、オタク特有の行為だろう。また仲村が吉田とヒーローの話をするとき、若干早口になってしまったり、非オタの人が作品タイトルを間違えたとたんにきちんと訂正してしまったり、細かな演出に「オタクあるある」が詰め込まれていた。
■吉田の名言「今のヒーローは、今しか会えないんですよ」
『仮面ライダー』や『戦隊シリーズ』など、通常1年のクールで作品が変わってしまう「特撮ドラマ」。ヒーローショーも例外ではなく、今のショーで会えるヒーローは、翌年には会えなくなるのが常である。
それを吉田は「今のヒーローは、“今しか会えない”んですよ」と名ゼリフで語る。何作品ものヒーローショーを渡り歩いてきた彼女だからこそ言える重い言葉だ。しかしそれは特撮に限らず、アニメや漫画など他のどんなジャンルにも通ずるもの。そのため、SNSでは「特撮に限った話じゃなくて朝ドラも大河もそうですよね」「吉田さんの言葉はオタクにささる……推しに会える間は会えるだけ会う!」と自分のジャンルに置き換え、心を鷲づかみにされていた人の声が目立った。
2月8日放送の第4話では、仲村をバカにしていた北代との関係に新たな展開が起こる。同僚である彼女は敵なのか味方なのか? 他キャラクターの名ゼリフがどう生まれるのか? 今から追いかけても遅くはない! 金曜夜10時にテレビの前で彼女たちの行く末を見守ろう!
※画像はNHKドラマ10『トクサツガガガ』公式サイトから