アメリカ版100円ショップで戸惑っていた85歳の男性。男性を助けた1人の女性。そこにはこんな心温まる物語があった
百円均一の商品を展開している百円ショップ(百均)は、世界中にあり、アメリカでは1ドルショップがある。
アメリカの100円ショップ「Dollar Tree」に訪れていた女性はある光景を目にした。年配の男性はここでバースデーカードを買おうと訪れたのだが、どれを選んでいいのかわからないようだ。
そこで近くにいた女性に声をかけた。その女性はとても親切で親身になって、カードを選んであげていた。
実は、男性がここでカードを買うのは、こんな理由があったのだ。
この心温まる光景を目撃したのは、同時刻にこの店でラッピングペーパーを探しに訪れていた、ルイーザ・レノーア・マッキニーさん。
マッキニーさんはおじいさんと女性の心温まるやりとりに感動し、その様子をカメラで撮影したという。
・おじいさんが選ぶのに迷っていたバースデーカードとは?
「申し訳ないのですが、もしよかったらお手伝い願えないでしょうか」とおじいさんは近くにいた女性に声をかけていた。
その女性は「どうしましたか?」とすぐに返事をしたという。
すると、おじいさんはこう答えた。
「実は私のバースデーカードを選んでほしいんです。もし明日も私が元気で目覚めたらの話ですが、明日は私の85歳の誕生日なのです」
「毎年私のバースデーカードを選ぶはずの妻が病で臥せっているんです。妻に“きちんとカードをもらったよ”と安心させてあげたくて…」
・病で寝込んだおばあさんに頼まれたものだった
愛するおじいさんのお誕生日をお祝いしたい、けれども病気でベッドから動けないおばあさんを少しでもホッとさせてあげたいおじいさんなりの工夫なのだろう。
例え自身が選んだカードでも、おばあさんの言葉を添えれば、それはおばあさんから、おじいさんへの誕生日祝いのカードとなる。
おじいさんの秘めたる愛情にマッキニーさんは心打たれたそうだ。
そしてその場にいたマッキニーさんと女性は、おじいさんから夫婦の深い絆について教えてもらった。
おばあさんはおじいさんが軍隊に務めている時も常におじいさんを支えてくれた存在であること、お子さんがいること、おじいさんとおばあさんが10代の頃に結婚し、今もなお愛し合う夫婦であることを知った。
・女性から思わぬ申し出が
おじいさんの話を聞いた女性は、この老夫婦を祝福したい気持ちでいっぱいになった。
2人を自分と自分の旦那さんが経営しているレストランに招いたという。もちろん来店はおじいさんとおばあさん両人が元気で都合がいい日で構わないとのことだ。
Start your day with LOVE.#love #dollartree #dollartreefinds pic.twitter.com/nQnKfg1yG0
— Lilmommastyle (@lilmommastyle) January 30, 2019
この一部始終を目撃していたマッキーニさんは、そこに確かに存在した夫婦の愛、そして見知らぬ老人に礼儀正しく親切にする女性の心のゆとりに胸を打たれたという。
物騒なことも多き世の中だけれども、他人と知り合わずに誰にも頼らずに生きていくのは難しい。だからこそ互いに思いやりの心をもって接していきたいものだ。
おばあさんが元気になったころ、老夫婦がレストランに行ききっと新しい友情が芽生えることだろう。
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