もったいない!の「もったい」って何?悩む時間がもったいないので調べました
よく、何かが無駄になってしまうことを「もったいない」と言います。本来なら、何かに活用できた(価値があった)筈なのに……そんな思いが込められたこの言葉、つい最近までこの概念を表わす言葉が世界に見当たらなかったそうで、今では「MOTTAINAI」として世界に発信されているそうです。

(※これまで諸外国にはよっぽどモノやカネが溢れ返って……いるようには見えませんが、どうやらそういう事ではないようです)
ところで「もったいない」とは「もったい、がない」からそう言うのでしょうが、その「もったい」とはいったい何なのでしょうか。
なくなってしまう「勿体」を惜しむ悩む時間がもったいないので早速調べてみたところ、「もったい」とは漢字で「勿体」と書き、仏教用語が語源のようです。勿体とは元来「物体(もったい)」と書いていたところ、不浄とされた獣(牛)を取り去って「勿体」となり、「物事を表わす(体現する)本質」を意味し、それが転じて「高い価値≒ありがたみ」を表わすようになったそうです。
よく実際以上の価値を期待させる思わせぶりな態度について「勿体ぶらずに教えろよ」とか「何でぇあの野郎、勿体つけやがって」などと言いますが、それらの勿体とも共通しています。
そして「勿体ない」とは元から「勿体がない」状態ではなく、「本来の価値がなくなってしまうor損なわれてしまう」ことを惜しむ言葉として、今に伝わっています。
まとめ近ごろは「直すより、買い替えた方が安上がり」として品物の使い捨てが多くなり、かつては美徳だった「モノは直しながら、長く大切に使う」ことが、次第に贅沢となっている不思議な世の中。
確かにおカネが「もったいない」からそうしているんでしょうが、自然から得られた資源に、人間の手で魂が込められた「モノ」に対する敬意や愛情の念(リスペクト)もまた、かけがえのない財産です。

「きちんと直せば、まだまだ使える。捨てるなんて、もったいない」
世界中のどこでも、モノや資源が貴重であることは言うまでもありませんが、そこに「リスペクト」を含めた概念は、我が国の「もったいない」を措いてなかったそうです。
限りある資源を大切に活かしながら、持続可能な社会を営み続けていくキーワードとして、この「もったいない」の精神を受け継ぎ、実践していきたいものです。
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