【花粉対策2019・マスク編】 今年の花粉におすすめな息苦しくない、痒くなりにくい、耳に優しい4製品をピックアップ!
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今年は2月14日のバレンタインデーに東京都内でスギ花粉の飛散開始が確認され、いよいよくしゃみと鼻水のオンシーズンに! 「昨年よりはいくぶんマシ」と日本気象協会は予測しているものの、花粉症持ちにとっては対策が必須なのは変わりない。そこで花粉対策の王道、マスクによる花粉対策のためのおすすめ製品をピックアップして紹介しよう。
■鼻と口に飛び込んでこようとするにっくき花粉を直前ブロックできる花粉対策マスクは快適度で選ぶ!
近年ではインフルエンザや風邪の流行などでもマスクをするだけでなく、人混みや電車内でも自己防衛のためにマスクをする人がグンと増えた。中にはノーメイクを隠すための女子、恥ずかしがり屋の男子、K-POPファンの黒マスクなども含めると、年がら年中マスク姿の人は街に溢れている。これが海外から見ると奇異に見えるようだが、そもそも狭い国土で多くの人間が共存しているのだから、仕方がない。
花粉症のシーズンとなると、そのマスク人のパーセンテージはさらに上がる。ところが大抵の人はドラッグストア店頭で激安販売されている箱入りマスクや、駅構内で売られているものを漫然とつけていることが多い。しかし、少しでも快適に花粉マスクシーズンを乗り越えたいなら、製品選びに気をつけたい。そこでおすすめのマスク製品を4つピックアップした。
マスク選びのポイントはまず、耳ひもを含めて大きさがフィットするかどうかが重要。マスク面のサイズが大きくてもひもが短ければ小さく感じやすいし、逆も同じ。メガネをかける人は鼻の根元あたりから空気が漏れにくいくもり止め機能(ノーズフィッター付)が必須。また通常の使い捨て不織布マスクで顔が痒くなってしまう敏感肌の人なら、不織布を避けるのも手だ。不織布は糸状の布を圧着させて製造することでコストダウンを図っているのは良いのだが、その圧着方法、技術によっては毛羽立ちが起きやすく、肌が弱い人は注意したほうがいい。
さらに快適度を考えるなら、呼吸のしやすさが重大なポイントとなる。付け始めは快適でもマスクは呼吸に含まれる水分で湿っていくので、それでも息がしやすいかどうかが決め手だ。通常はフィルターが増えれば増えるほど、呼吸はしにくくなっていく。
マスクの機能面は、その上での検討材料程度に考えたい。というのもマスク着用で一番重要なのは、マスク内の鼻、口元に湿度を与えること。それにより粘膜の乾燥を防ぎ、アレルギーを起こしにくくするというのがマスクの最大の機能だからだ。
それでは一つずつ試していこう。
■ハイドロ銀チタンの化学反応を武器にした高級マスク
DR.C医薬『花粉・ハウスダストを水に変えるマスク +10 』
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市川海老蔵出演のCMや店頭ポップで目立っているのが「花粉を水に変えるマスク」だ。医師が考案した「ハイドロ銀チタン®テクノロジー」がその製品のキモ。光触媒技術から生まれたこのテクノロジーは、光不要でマスクに付着した花粉やハウスダスト、カビなどの不衛生タンパク質をH2O、つまり水に変えてしまう。
そのマジカルな印象で「本当に?」と疑う人もいるかもしれないが、この技術を使用した空気清浄機が約1,000以上の病院で稼働しているという立派な衛生技術である。もちろん水になった花粉はアレルギー反応を起こすことはない。
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今回紹介する『花粉・ハウスダストを水に変えるマスク +10』は、そのハイドロ銀チタン®を最高濃度に高めた強力バージョン。花粉症で鼻粘膜が敏感になっている人は外で浴びる花粉ばかりに気をとられるが、ハウスダストと呼ばれる家庭やオフィスなどの室内のホコリにも反応してしまいがちだ。なので万全を期するためには両方の防止機能があるほうが心強い。
実際に着用してみると、耳ひもは柔らかめだが短め、ノーズフィッターでメガネの曇りも防げ、きちんと口元にも空間を確保する横ワイヤーが入っており、呼吸するたび唇に触れたり触れなかったりするストレスがないのがいい。そのため重厚感の割には呼吸が楽だ。裏表は青いほうが内側。正式には商品名が印刷されているほうが外側になる。
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4層フィルターの守られている感は力強いが、本体のエッジ処理が多少毛羽立っているので、肌が敏感な人は注意したい。あとは1枚400円台というコストをどう考えるかが選択のポイントになるだろう。
○公式サイト
■お得なコスパマスクの定番、個別包装が売り
玉川衛材『フィッティ7DAYSマスク EX』
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マスクは衛生用品なので、できるなら使うたびに取り出す個別包装がいい。しかしドラッグストア店頭などで箱入りで売られている廉価版不織布マスクは通常安価な分、そうした個別包装がのぞめない。かといって一気にコストアップするのも厳しい。
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そんなユーザーの心を捉えて、コンビニなどの店頭では定番商品となっている「フィッティ7DAYSマスク」。今回紹介するのは立体3層構造でしっかりガードを実現しつつ、耳に優しい幅広柔らかゴムを採用した『フィッティ7DAYSマスク EX』だ。
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フィルター機能は標準的で、エッジの毛羽立ちも多少はあるが、その抜群のコスパはすごい。それでいて個別包装。立体プリーツのみで口元の空間を確保しているので、時間が経つと多少唇に触れてくるのはちょっと気になった。ただ短時間の移動が多く、着用時間自体が短めなら問題ないだろう。
○公式サイト
■耳の根元にひたすら優しく、呼吸もラク
ユニ・チャーム『ユニ・チャーム 超立体マスク』
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登場した1990年代後半は医療機関での販売商品だったが、マスクと口の間にしっかりと立体空間を確保できるところから、「メイクが崩れにくい」と評判になり、2003年に一般発売されると花粉症患者中心に大ヒットとなった製品が『ユニ・チャーム 超立体マスク』。ただ当初はその特有のフォルムが恥ずかしいと思われたことも…。今では着用している人も珍しくない定番商品なので問題ないが、かつてはそんな時代もあったのだ。
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その特質は独特の耳ひもと一体化したフォルム。それがなぜ良いかというと、本体マスクに耳ひもを接着する方式では、どうしてもその部分が毛羽立ちがちで、皮膚の弱い人はそこが痒くなりがちだからだ。
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そしてカバンの中でグイッと引っ張り出すと切れてしまいがちだが、それだけに耳の根元に非常に優しい柔らかストレッチ耳ひもが素晴らしい。メガネ民にもうれしいノーズフィッターもついて、7枚入りというコスパも優秀だ。しかもあらかじめたたまれているので、裏表が瞬時に判断できるのも地味に便利。
惜しいのはまとめ包装であり、取り出すたびに他の未使用マスクにも指が触れてしまう。気になる人は気になるだろう。呼吸のしやすさも「息ラク感アップフィルタ」の採用で改善している。
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■まるで着けていないかのような奇跡の着用感は素材が違うから
アラクス『ピッタ・マスク カーキ(PITTA MASK KHAKI)』
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マスク民にとって辛いのは、やはり息苦しさではないだろうか。湿って空気が通りにくくなったマスクをつけ続けるのは、結構な拷問。花粉症だと外せばくしゃみと鼻水の嵐になるので、毎日究極の選択を強いられがち。
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その問題の決定的解決方法としておすすめできるのが、この『ピッタマスク カーキ(PITTA MASK KHAKI)』である。その息苦しさ解決の方法は、素材。通常の使い捨てマスクは不織布というポリエステルなどの繊維を圧着した素材が使用されている。その圧着密度によって呼吸のしやすさは調整できるのだが、あまりスカスカだと花粉も通り抜けてしまうので、息苦しさの解決はなかなか難しいのが現状だ。
そこで2013年に登場したのが、化粧パフなどでもおなじみのポリウレタン素材にポーラスフィルター技術で穴をあけた「PITTA MASK(ピッタ・マスク)」。通常の使い捨てマスクとは異なり、洗って複数回使えるのがポイントでもある。
最初は白色のみの展開だったが、のちに濃いめのグレーカラー「PITTA MASK GRAY」が登場し、ファッション的な価値もアップ。かつてDA PUMPのISSA愛用マスクとしてテレビ番組内で紹介され、話題になったほどだ。
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肌の弱さに自信があるのなら、現状ではこの「PITTA MASK(ピッタ・マスク)」シリーズ一択だと考えられる。また多色展開しているのが特徴で、そうしたマスクをしていてもオシャレには妥協したくないという人にもうってつけだろう。
今回紹介している『ピッタ・マスク カーキ(PITTA MASK KHAKI)』は、アウトドア感さえ感じるカーキ色のマスク。このカラーリングがマスクというのは、なかなか無い。あえて難点を上げるのなら、ノーズフィッター非搭載なので、メガネは多少曇る。
それでもこの深呼吸も自在にできる快適感は最高だ。花粉症という憂き目にあっている人がさらにマスクで苦痛を味わうと二重苦になってしまうので、結構耐え難いものだからだ。しかもこのマスク、洗って再使用可能。石鹸で洗い、ぎゅっと絞ってどこかに引っ掛けておけば、小一時間で乾いてしまう。通勤の行きと帰りで新しいマスクを使うのは経済的にも心理的にも抵抗があるという人でも、これなら大丈夫だ。
○公式サイト