勤労統計不正問題 小泉進次郎「厚労相」誕生か② (2/2ページ)
そうした考えを安倍首相が持ち始めたのは確かだ」
進次郎氏を大抜擢し、いまの危機を乗り切る策の片鱗は「4日の衆院予算委員会で見え隠れしていた」と指摘する見方がある。
「厚労部会長として質問に立った進次郎氏は統計問題の不適切調査を“ガバナンスの欠如、組織の隠ぺい体質の表れ”と一見、猛烈批判したが、根本厚労相の続投は支持した。そして話題を変え、TPPは“安倍政権の大きなレガシー”と首相を大称賛。首相も進次郎氏とエール交換する有様だった。首相と進次郎氏の間では、常日頃から相当、連絡を密にしているのは間違いない。首相側近から最近、囁かれているのが、統計問題で最後に行き詰まったら“進次郎でいく”と首相が漏らしたという話。7日の二階幹事長会談後にパッと広がった話の真偽はともかく、進次郎厚労相誕生は実現する臭いがプンプンする」(自民党幹部)
野党議員が警戒する。
「薬害エイズ問題時、隠れていたエイズ新資料が発見されたことを発表、原告団に謝罪した菅直人厚労相(当時)が英雄視された。同様に進次郎氏が新大臣に就任し、大岡裁きを断行すれば、国民は拍手喝采で選挙は自民圧勝の可能性が高くなるでしょう」
厚労相シンジロー。