「大津いじめ事件」、被害者自殺の原因を“いじめ”と認定 PTA会長を務める主犯格の親にも批判殺到 (2/2ページ)

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既に主犯格の3人や保護者の実名は流出しており、約8年経過した現在でも憎悪の対象として語られている。

 今回ようやく裁判所が自殺といじめの因果関係を認めたことは、自殺した中学2年の男子生徒にとっては、せめてもの弔いだろう。しかし、若く前途ある命を奪った3人の同級生は現在も収監されず世に出ている。この事実については「また殺人をするのでは」「あんなサイコパスが潜んでいるかと思うと怖い」との声がある。

 また、いじめを止めなかった教師は現在消息不明で、「教鞭をとっているのではないか」との見方も。さらに、当初いじめと自殺の因果関係を否定し続けた教育委員会関係者や校長も「再度謝罪するべきだ」と怒りの声が噴出。なお当時の学校関係者は一様に処分されており、校長は依願退職している。

 大津いじめ事件後、「いじめ防止対策推進法」が施行されたが、それでも毎年のようにいじめ事件は相次いでおり、自殺してしまう若者も多い。

 いじめ抑止となっていない理由は、加害者側が少年法を盾に守られ、罪をほとんど償わない形で生活できてしまうことにあるのではないかとの声がある。また、保護者についてもほぼ無害で生活している様子。主犯格の父親については、自営業のため猛批判に晒されたが、現在も社名を変更したうえで会社を経営しており、「納得がいかない」との声がある。

 元同級生3人についてもネット上に名前は出ているものの、改名などをしている可能性があり、現在も社会生活を送っているものと見られる。「恐喝・暴力」などで人を殺しておきながら、世間を謳歌している事実は、おかしいと言わざるを得ないだろう。

 たとえ損害賠償金が手に入ったとしても、亡くなった命は戻ってこない。お金を払えば終わりではないのである。いじめ加害者3人は、一生の罪を背負い、世間から後ろ指を指されながら、これからも生きていくことになる。彼らの犯した罪はいじめではなく、殺人。たとえ法は許しても、世間が許さないだろう。

文・神代恭介

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