100年続く広島・尾道が誇る絶品のかまぼこ店 / 広島県尾道市土堂一丁目の「桂馬蒲鉾商店」 (2/3ページ)
1913年(大正2年)と言えば、国内で養鶏が本格化し、東京市内のガス灯消え電灯が普及していくなど、日本が近代化に向け進んでいた時代。
そんな時代に産まれたこちらのお店は、瀬戸内海の美味しい海の幸を、より美味しく楽しませてくれるお店として、地元の人々に愛され続けているのだ。
・新鮮な魚のウマミを感じられるかまぼこ、それが桂馬のかまぼこ
こちらのお店の蒲鉾は、厳選された素材を使っている絶品のかまぼこ。
まず材料だが、瀬戸内海の美味しいグチやハモ、エソや紋甲イカなどのある意味高級食材とも言える素材をふんだんに使っているのだ。
そして素材本来の味を生かすため、化学調味料・保存料などの余分なものは一切使用せず、天然昆布の出汁と天然海塩のみで味付けをしているこだわりよう。
そのため、どの蒲鉾も非常に美味しい。
もちろん、卵・卵白は、鮮度抜群の地元の新鮮な卵を毎日使用しており、揚げる油についても、国産大豆から丹念に絞り込まれた白絞油を使用し、鮮度にもこだわる管理を行っている。
そして着色料についても、抹茶やクチナシ、ベニバナ、イカスミなどの天然色素を使って蒲鉾の色付けを行っているため、安心して味わう事ができるのだ。
もし尾道を訪れる事があるのであれば、こちらのお店で、美味しい蒲鉾の味わいを楽しんでみてはいかがだろうか?
きっとそこには、多くの市民に愛されてきた、瀬戸内海の海の幸がたっぷりつまった、美味しい味わいがある事に気がつくだろう。