人間、なにもかもなくなっても生きていける:杉作J太狼XE「美しさ勉強講座」連載95 (2/4ページ)
公園に行ってシートを広げるだけでできる。シートがなければ古新聞でいい。古新聞の下に段ボールなどをしけば暖かくて座り心地がいいということも三年目ぐらいにはわかってきた。
で、別に仲がいいというわけでもないのでケンカにもなる。凄いのも何度かあった。人間関係が悪くなったこともある。新宿にはホームレスの人も多いのでホームレスの人たちが合流してくることもある。
三日間ぐらいお花見してた頃はその指向が強く、お金も最大に困っていて、毛布や布団を公園に持っていって桜の花もないような場所で寝泊まりしながら朝も昼も深夜もそこでめし食って生活していたのでホームレスの人たちから見ればそりゃ仲間というか後輩になりますよね。ちょっと様子を探りに来られていたのもわかります。
ま、お金がなくても仕事がなくても生きていくことは可能だということを確認する作業でもあったんだね。
今年は日程的に新宿でできないかもしれないと思ってましたが。千葉で開催される「ちば映画祭」に「チョコレートデリンジャー現時点最良版」の上映があって3月29日の深夜24時ぐらいには千葉から新宿に帰ってきているのでやろうと思えばできるのですがどうでしょうか。ここで書くなというのもありますが。松山はその前後、こちらは基本いつもいるので毎晩でもできるんだね。
ひとりでもいいからやればわかる。人間、なにもなくなっても命さえあれば生きていける。寂しかったらそこにもまた別の誰かはきっといる。人跡未踏の山奥でひとりのお花見だとさすがに誰とも出会わないかもしれないが鳥がいる。