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本好きのリビドー(243) (2/2ページ)

週刊実話



 「まちがいさがし」は、ほとんど同じ2枚の絵などを見比べ異なる箇所を見つけ出す、集中力や根気を試すゲーム。たいていは数十秒ほど絵を見れば分かるものが多いが、この本は本当に難しく、見つからない。

 音を上げて答えを読むと、描かれた人物の髪の毛の長さが微妙に違っていたり、手の指と指の間が少しだけ広かったり…とのご解答。全部で約40問出題されているが、5問ほど考えただけで頭がほとほと疲れ果ててしまう有様だ。

 もともとはスマホ用の脳トレアプリだったというが、オトナたちに「オモシロイ」と人気を博したため書籍化。スマホ画面より大きい本で見たほうが、より一層楽しめるらしい。

 そして気付くのは、オヤジは事物を見ているようで、実は注意力が極めて散漫ということ。そりゃ、そうである。世の中は妻が髪を切ったことにも気付かない亭主ばかりなのだから、ちょっとした変化を察知するなど、至難の技といっていい。では、注意力を高めるにはどうしたらいいか、そのヒントもこの本にはぎっしり詰まっている。

 子供からオヤジまで、読めば夢中になり、かつ心地よい疲れを感じ、夜はぐっすりと眠れること請け合いだ。
(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)
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