パンケーキのトッピングは何する?肉汁(グレービーソース)をかけるというネットユーザーの意見に激震が走る
photo by istock
海外には年に一度の「パンケーキ・デイ」なるものがある。今年のパンケーキ・デイは3月5日だった。
wikipediaによるとパンケーキ・デイは、主にカトリック教会における四旬節の前日の火曜日(告解火曜日)と定められていて、カナダ、オーストラリア、イギリス、アイルランド、ニュージーランドなどで、この日にデザートとしてパンケーキを食べることが習慣になっているそうだ。
今月始め、そのパンケーキの日にちなんでおすすめのトッピングで盛り上がったユーザーの間である食べかたについて物議が巻き起こった。
それはパンケーキに肉汁を元に作る「グレービーソース」をかける、というもの。
いやいやいやどう考えてもそれは無理!と拒絶反応を示す多数のユーザーに対し「うちのあたりではあるあるだ!」という意見がいくつも噴出。一体どういうこと?と思いきや・・・
・は?パンケーキにグレービーソースだと!?
パンケーキ・デイを前に、海外ネットユーザーが放った「パンケーキにグレービーソース(肉汁のソース)をかける」という食べ方は多くのユーザーを動揺させた。
そのユーザーは、シロップやクリームやアイスやジャムやバターではなく、調理した肉から出た汁に調味料を加えたグレービーソースをパンケーキにかけるらしいのだ。

photo by istock
・実はイギリスの食文化に密接な関りが
しかしなぜパンケーキに肉系のソースなんだろう?
カトリックにおいて、パンケーキ・デイの翌日から40日続く四旬節の期間は、肉や卵などを控えて質素に過ごす断食的な習慣が古代からあり、現代は好きな食べ物をあえて自粛したり、節制して過ごす期間になっているという。
となると「パンケーキにグレービーソース」って、愛する肉としばしお別れする前の肉食派の習慣だったり?
と思いきや、実はこの組み合わせはイギリスの食文化に密接な関りがあるらしく、ツイッター上でその食べ方は一部の地域でメジャー、というコメントがたくさん出始めた。
・伝統料理ヨークシャープティングから派生?
それはヨークシャープティングを引き合いに出し「北部じゃよくある組み合わせ」というイギリスのユーザーのコメントだった。
ちなみにヨークシャープティングとはイギリスのヨークシャー地方発祥の伝統的な家庭料理だ。
そのプティングとはシュークリームの皮に似たつけあわせ的な食べ物で、現地では肉汁や肉料理とセットで供されるのが一般的だという。

つまり「パンケーキにグレービーソースをかけて食べる」というユーザーの多くが、その料理になじみ深いイギリス北部出身らしいのだ。
・北部ではなじみのある味。受け入れられないという声も
実際その傾向を裏付けるようなユーザーの声もあった。
・18になって北部の町を出るまでパンケーキにグレービーソースが変だなんて知らなかった…みんながそうしてるとばかり思っていた。
・みんなガチでその食べ方知らないから。私もグレービーかけるけど、ヨークシャープティングと同じ感覚なんだよね。
・パンケーキにグレービー最高!ヘンダーソンズ・レリッシュ(ヨークシャーの都市シェーフィールドで製造しているウスターソース)も合うわよ!
そのうち、この組み合わせがうまいという何十もの声が集まり、これを愛していると宣言するユーザーも現れた。
しかし一方で、それを受け入れられないユーザーの声もあった。
・そんなのが好きってどうよ。ジョークでなく?
・(パンケーキにグレービーをかける人以外に)みなさんおはようございます!
・グレービーソースはちょっとマイナーな食べ方
結局のところグレービーソースは、一部のユーザーのおすすめとして上がったり上がらなかったりするちょっとマイナーなパンケーキの食べ方みたいだ。
てかまあ、そもそもヨークシャープティングを知らないユーザーにとっては「グレービーソースは好きだけどパンケーキにかける発想自体ないわー」て感じかも。

photo by pixabay
ちなみに私が数年住んでいたアメリカでもグレービーソースは一般的で、レストランなどでステーキやローストビーフを頼むとかかってくるし、スーパーの調味料コーナーなどにも置いてあるのだが、イメージした肉汁ソースとは違う感じで、塩コショウか醤油にチェンジしてもらいたいと思ったことが多々あったな。
ということで地域の食文化から派生した食べ方が思わぬ反響を招いたわけだ。さて、こういう経験みんなもあるかな?
References:mirrorなど /written by D/ edited by parumo