中高生男子の生え始めのヒゲ=“うぶヒゲ”剃りは難しい!? 思春期ニキビの“巻き込み剃り”経験率は半数以上! (7/9ページ)
同時に皮脂腺が発達し、皮脂の分泌量が増えてニキビができやすくなります。ただ、よっぽどひどくない限り、皮膚科にニキビ悩みで来院される10代男子は多くありません。本人には、恥ずかしさもあると思いますので、親御さんなど周りの方が気を使ってあげたほうがいいかもしれませんね。
また、ニキビのでき始めと同時期、中高生で初めてのヒゲ剃りをする人も多いと思いますが、大人の男性でもヒゲ剃りが原因で肌荒れをする方は珍しくありません。ヒゲを剃ると、ヒゲと一緒に肌の表面にある角質がはがれて乾燥し、いわゆるカミソリ負けの状態になります。それで細かい傷がついてしまったり、場合によっては出血してしまったりするケースが見られます。特にヒゲの濃い方は一日に何度も剃る場合が多いので、よけいに肌荒れしてしまうようです。それを毎日繰り返した結果、慢性化してしまうケースも見られます。
ただ、ヒゲは放置するわけにもいきません。見た目の問題もありますし、ヒゲを伸ばすことで雑菌がつきやすくなり、衛生面で不潔ということもあります。健康な肌であっても皮膚には常在菌がいて、それが皮膚のpHバランスを弱酸性に保っているのですが、雑菌が多くなってそのバランスが崩れアルカリ性に傾くと、化膿したり、ニキビになりやすくなったりすることが考えられます。だからこそ、毎日のヒゲ剃りはご自身にあった方法で行っておきたいものです。
◆中高生に多いカミソリ利用、一方で肌荒れの原因になる場合も。気になる方は肌に優しい電気シェーバーを
中高生の方は比較的コストが安いカミソリを使ってヒゲ剃りデビューすることが多いと思うのですが、カミソリの方が肌の表面を傷つけやすい傾向にあり、出血するリスクも高いです。また、カミソリですと頬は剃れても、あごや口まわりの凹凸やエラなど、角度がついている部分は自分で調整することになるので、扱いが難しいという点も挙げられます。
ですので、カミソリ負けがひどい人には、私は電気シェーバーをオススメしています。電気シェーバーは鋭い刃が直接肌に触れない設計になっており、剃りづらい場所の調整もカミソリと比較して容易です。