ジェンダーレスなエイリアンに変貌を遂げたトランスジェンダー(アメリカ)
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アメリカ・ワシントン州エドモンズに住むジャレス・ネビュラさん(33歳)は、割り当てられた性にとらわれず、女性から男性として生きることを選択した。
だが、その後にさらなる変化をとげたようだ。
自身をあらゆる性別に属する存在と考え、性別不詳のジェンダーレスなエイリアンとなったのである。
・女性から男性へと生まれ変わるための旅の始まり
ジャレスさんに転機が訪れたのは26歳のとき、エーラス・ダンロス症候群(EDS)だと診断されたことがきっかけだった。
皮膚無力症や皮膚脆弱症とも呼ばれるこの症候群には特異的な治療法はなく、ジャレスさんは自分がこの世界に馴染めない人間だと感じた。
きっと自分はトランスジェンダーに違いない・・・そう考えたジャレスさんはテストステロン(男性ホルモンの一種)の注射を始め、男性的な服装をし、乳房を切除する手術を受けた。
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・アイデンティティに馴染むのは「ジェンダーレスなエイリアン」
そして29歳のころ、男性としての人生をスタートさせた。名前も変え、これまでの苦しみから解放されると期待していた。
しかし、どうしても自分が人間のように思えず、そういう感覚を持つことができなかった。
男性でいることも女性でいることも快適ではなく、苦悩の末に導き出した自分のアイデンティティに完璧に当てはまる答えが「ジェンダーレスなエイリアン」だったのだという。
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・見た目もファッションもますますエイリアン化!
現在、ジャレスさんはヘアサロンの受付係をする傍らモデルとしても活躍しており、エイリアン化にますます磨きをかけているようだ。
「人間味を少なくしたい」と乳首の除去手術を受け、全身に78個の星形のタトゥーを入れ、眉毛を剃り落としている。
日本のポップカルチャーに影響を受けてネオンカラーとパステルカラーのファッションを楽しみ、インスタグラムの人気者となりつつある。
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・自分自身を受け入れてエイリアンとしての人生を
だが、さまざまな問題も発生しており、例えばジャレスさんの家族は女性から男性へと性転換することは応援してくれたが、ジェンダーレスなエイリアンになることには反対なのだそうだ。
また、インターネット上でも、応援してくれる人がいる一方で攻撃してくる人もいるとのこと。
ジャレスさんは自身について、
私の肌にはシワがないがこれは伸縮性がありすぎるためだ。意図的に関節を飛び出させることもでき、子どものころは楽しい遊びだったよ。でも年齢を重ねるにつれて関節に痛みがひどくなってきていて、そのうち体を動かすのも難しくなるかもしれない。誰もが理解してくれるわけではないと分かっているが、自分だけは自分自身を受け入れたい。日々、エイリアンに近づいていきたい
とコメントしている。
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ちなみにジャレスさんの名前は、1986年に制作されたアメリカ映画「ラビリンス / 魔王の迷宮」でデヴィッド・ボウイが演じたキャラクター・魔王ジャレスにちなんでいるらしい。
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かつて、ジェンダーレスなエイリアンになるべく110回も整形手術を繰り返したという男性もいたが(関連記事)、エイリアン化する人類が今後増えていくのだろうか・・・!?
すでにポップでサイバーな雰囲気が漂っているジャレスさん。今後の変化が気になる人はインスタグラムを要チェックだ。
References:Mirrorなど / written by usagi / edited by parumo