「最後の現役ダフ屋」が「廃業」悲痛告白(1)東京五輪が決まったことで… (2/2ページ)

アサ芸プラス

それが6月からは、一発で持っていかれちまう可能性が出てきたんだからな」

 そもそも、ここ数年、商売はあがったりだという。

「『チケットキャンプ』なんかのチケット転売を仲介するサイトが登場してから、ダフ屋を利用しなくてもネット上で売買できるから、こっちが入手できるチケットの余りが激減したんだ。17年12月にチケットキャンプが商標法違反の疑いで閉鎖に追い込まれたけど、似たようなサイトや商売目的の“転売ヤー”は増えるばかり。しかもそいつらが目立ちすぎたせいで現場の風当たりが強くなってるよ。『埼玉スタジアム2002』でのサッカー日本代表戦はこれまで安全地帯だったのに、昨年、知り合いが会場近くでチケットを売ろうと声をかけたら、代表ユニホームを着て変装していた警察に囲まれてパクられたんだから」(A氏)

 プロ野球の会場警備も厳しく、ZOZOマリンスタジアム(千葉)や横浜スタジアム(神奈川)、明治神宮野球場(東京)は警備に顔を見られた瞬間、「帰れ!」と追い返されるというのだ。

「東京ドームは敷地外ならまだ大目に見てくれるんだ。でも、帰る時にちょっと敷地内を通っただけで警備員が飛んできて、常に監視されているようで驚いている。最近迷惑なのは、中国人の転売ヤー。あいつらはドーム敷地内のチケット売り場の隣で、なぜだか堂々と転売するもんだから、警備員がピリピリしていて、こっちの商売がやりにくくてしかたない」(A氏)

 現場に立つのも難儀なのに、プロ野球もサッカー日本代表も一時期よりは人気が落ち着いているようで、ようやく転売できても儲けは知れているという。

「「最後の現役ダフ屋」が「廃業」悲痛告白(1)東京五輪が決まったことで…」のページです。デイリーニュースオンラインは、チケット不正転売禁止法チケット転売ダフ屋チケットキャンプ東京五輪社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る