「自信のない部下」にカラを破らせるための上司のひとこととは? (2/3ページ)
――任せようとしている仕事を少し一緒にやってみるなどですか?
﨑本:それでもいいですし、「これがうまくいったとしたらどうなると思う?」と聞くのもいいと思います。もしそれで「わかりません」ということだったら、やはりうまくいくイメージがない。そこで「どうすればうまくいくか」をピンポイントでアドバイスすればいいわけです。
「自信がない」という人って、実際は人一倍「うまくやり遂げたい」という気持ちや期待に応えたい気持ちが大きいんですよ。その気持ちをうまく積極的に行動する方向に引き出してあげることが大切です。
――「自信のなさ」の原因の一つとしてコンプレックスがあります。たとえば自分の学歴の低さが劣等感となって物事に自信を持てないということがあるかと思いますが、こういう方にアドバイスをするとしたらどんな言葉をかけますか?﨑本:学歴というのは「学校歴」ではなくて「学んだ歴史」だよと言いたいですね。どこの学校を出たかより、何を学んできたかが大事です。
実際、学歴が大事なのは最初の就職活動をする時だけですからね。学歴コンプレックスを言い訳に使うのではなくて「今から何を学ぶか」と前向きに頭を切り替えて人生を歩んでほしいと思います。
――学歴にかぎらず様々なコンプレックスがあると思いますが、乗り越えるためのポイントのようなものはありますか。﨑本:ポイントといいますか、自分がコンプレックスだと思っていることって、他人からはそう見えなかったり、気づいていなかったりということが多いというのは知っていただきたいです。
そのうえでコンプレックスを自分の伸びしろに変えるために何をしたらいいかという風に考える。何かをやらなかったりチャレンジしない言い訳にコンプレックスを使っているならもったいないことです。
――「愛されるために何も証明する必要はない」という言葉はとてもいい言葉だと思います。私たちはなぜ愛されるために何かを手に入れる努力をしまったり、ありのままの自分に価値がないと思ってしまうのでしょうか。﨑本:相手に対して何かをしないと愛されないと思いこんでいるんでしょうね。