伝説の「平成・春のセンバツ対決」PL・前田健太が見せたしびれる完封劇! (2/2ページ)

アサ芸プラス

試合時間わずか1時間28分と実にテンポよく試合を終わらせると、試合後には「今まででいちばん嬉しい完封」と声を弾ませた。その理由は「全員で守って抑えることができたから」という、実に前田らしい答えであった。

 この後、PL学園は準々決勝で前田みずからが意表をつくホームスチールを決めるなど4‐1で秋田商に快勝。87年に春夏連覇して以来の全国制覇が期待されたが、準決勝で初出場の伏兵・清峰(長崎)の打線に前田がつかまり、まさかの6失点で敗退。続く夏は大阪府予選の準々決勝でまさかの不覚を取ってしまった。

 つまり、この愛知啓成戦は、のちのメジャーリーガー・前田健太にとって、春夏の甲子園で唯一の完封試合なのである。

(高校野球評論家・上杉純也)

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