星稜高の監督、習志野高の「サイン盗み」を主張も高野連は黙殺 抗議について処分も示唆し批判殺到 (2/2ページ)

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 この件を受けた高校野球ファンは「習志野はサイン盗みなんかしていない」「高校野球の球児は清廉潔白。そんな事するはずがない」と林監督に批判を浴びせる。一方で、「林監督があそこまで怒るということは絶対にやっている」「少なくとも検証するべき」「なぜ不問とするのか」などと、習志野高校の球児や監督、そして高野連に批判を浴びせるファンも多い。なお、両校の選手は試合後握手をしており、こちらについては「美しい」「気持ちいい」と様式美を賛美するファンが続出した。

 今回の件について、高野連は「審判団が疑わしい行為はない」と判断しており、それが最終結論だと話している。そして、竹中事務局長は「フェアプレーの徹底を呼びかける」とあくまでも性善説に立ち、林監督の「証拠がある」という主張には耳を貸さず、目を背け、抗議したことに対し処分を加える模様だ。

 セカンドランナーが捕手のサインを解読し、バッターにサインを送ることは非紳士的行為とされており、高校野球では昭和の時代は許されていたものの、現在は禁止となっている。しかし、今回の習志野や24日の横浜高校、さらには秀岳館高校がサイン盗みの嫌疑をかけられ、甲子園で注意を受けたことがある。

 林監督が「証拠がある」と言っている以上、高野連としてはその主張に耳を貸し、検証するべきではないかと思われる。しかし、竹中事務局長や審判部は「ない」と頑なに主張しており、「健全な精神を持った高校球児がそんな汚いプレーはしない」「疑いたくない」という、「臭いものに蓋」論を採用している模様だ。

 「グレー」とするよりもしっかりと検証し、再発防止策を講じるべきだと思われるが、高野連はそんな気はさらさらないようだ。汚いプレーがあっても、礼に始まり握手で終われば、全て美談で片がつくと考えているのだろう。あくまでも性善説に立ち、監督の主張に耳を貸さず、「事なかれ主義」を貫く対応には、呆れるばかりだ。

文・櫻井哲夫
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