天才テリー伊藤対談「古坂大魔王」(3)2年半で20カ国の海外ライブを… (2/2ページ)
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この2年半ぐらいで20カ国ぐらい回っていますね。
テリー そんなに!? 向こうでは、どんなことをしているの。
古坂 バラエティー番組に出演したり、歌ったりです。台湾やフランスでは、1万人ぐらいの前でワンマンライブもやりました。もっとも、通訳の方に横にいてもらって、ほとんどしゃべっているんですけど(笑)。
テリー 1曲が短いんだもんね。
古坂 そうなんですよ。でも、最初から「1分で終わります」ってフリで言っていますし、きっと1分以上やっても飽きちゃうでしょうから(笑)。今、インターネットの動画って、よっぽどのものじゃないと、5秒も見てもらえないんです。
テリー それって、我慢のできない人が増えたってことなのかな?
古坂 これは僕の実感ですけど、例えば牛丼チェーンに行った時は牛丼を一生懸命食べると思うんですが、これがホテルのビュッフェになると、いろいろなものをちょこちょこと食べたくなるじゃないですか。それと同じで、ネットに情報がありすぎて、みんな1つのものに集中している時間がもったいないと思っているんじゃないでしょうか。
テリー なるほどね。
古坂 テリーさんはその辺り、どう考えていますか。
テリー でも、1分半の動画を見せるのは、同時に1分半のクオリティですよ。視聴者は欲張りだから、1分半の動画と2時間ドラマ、両方が見たいはずだよ。
古坂 僕も、必ず今の状況の反動があるような気がしていて、今後ちょっと長い動画を用意しようかと思っているんですよ。
テリー 世間の動きの先の先を読んでいくわけだ、さすがの慧眼だね。