篠塚和典インタビュー「2019年原巨人」を一刀両断!
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篠塚和典
優勝候補の一角として、順調なスタートを切った巨人。本拠地開幕戦となった4月2日の阪神戦では、長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督が観戦に訪れるという、うれしいニュースもあった。
そんな巨人を冷静な目で見つめる人物がいる。“巧打の二塁手”として活躍した、巨人レジェンドの篠塚和典氏だ。開幕直前の3月下旬、今季の巨人、そして長嶋氏について話を聞いた。
「打線のほうは選手がそろっているから、正直、あまり心配してない。これまで原(辰徳)がやってきた野球と同じように、1〜5番までは固定して、下位打線は調子のいい選手を相手によって使い分けていくと思う。1〜3番がちゃんと機能すれば、4番の岡本(和真)にチャンスが巡ってくる機会は多くなりそうだよね。そういう意味では、今年の得点力は4番以降の出来にかかっていると言っていい。
不安があるとすれば、6、7番かな。ポジションでいうと、一塁とライトが安定しそうにないからね。個々の選手でいえば、やっぱり丸(佳浩)には注目が集まるだろうね。とはいえ、過度の期待は禁物。過去にFA移籍してきて大活躍した選手は数少ないんだから(笑)。もちろん能力は高いし、数字を残せる力はあるから、ファンはプレッシャーをかけないように、のんびり見守るほうがいいよ。
ジャイアンツOBの僕としては、やっぱり生え抜き選手が気になるよね。ただ、若手で今年、伸びそうな選手はいないな(笑)。昨年2軍で活躍した選手は多いけど、やはり1軍レベルとは差がある。1軍に来たら厳しいと思う。
期待したいのは、キャプテンの坂本勇人。彼には打線を引っ張る存在であってほしい。前キャプテンの阿部慎之助は、手を抜いている選手にはガツンと言うタイプだった。ときには慎之助にサポートしてもらいながら、坂本にチームをまとめていってほしい。その意味では、優勝のためには慎之助の役割も重要になるよ。
若手だと岡本。今年、慢心していないかどうか、ちょっと心配なんだ。今の若い選手は、いい成績を残すと、心のどこかで油断してしまう。気持ちの持っていきようが本当に下手。だから最近の若手は、何年も活躍が続かないんだ。岡本の場合、昨年は3割・30本・100打点の成績を残したほどだから、相手の攻めだって厳しくなる。でも、そのうえで今年は数字を残さないといけない。プレッシャーをはねのけ、結果を残してこそ巨人の4番。岡本にとって、今年は勝負の年になる」
現在発売中の『週刊大衆』4月22日号では、篠塚氏が今季の巨人の順位について、鋭い予測をしている。“巨人レジェンド”の予想は当たるのか。