『ひよっこ』撮影時にオファー! 峯田和伸と脚本・岡田惠和の合作小説が映画化、ゲストも超豪華 (2/2ページ)
ミュージシャンから俳優業を始めた二人らしい会話も飛び出した。本作ヒロインの石橋静河について「本当に実在する女神だと思った」と語る古舘に峯田が、「好きだってこと?」と聞くと、初めははぐらかしていた古舘も最終的に「好きでした。目が美しくて見つめられるとドキドキしました。」と照れながら認めていた。反面峯田は、共演の女優さんを好きになることはないと明かし、自分だけ告白させられた古舘は腑に落ちない様子ではあった。
カメオ出演の豪華さも本作の特徴。特に峯田の俳優デビュー作『アイデン&ティティ』からは、ヒロインの麻生久美子、原作のみうらじゅん、監督の田口トモロヲ、脚本の宮藤官九郎が総出演しており、感慨深いファンも多いだろう。同作はみうらじゅんの自伝小説の映画化、今作『いちごの唄』は峯田の楽曲モチーフの映画化とあり、次のバトンが古舘へと渡されたようにも見える。銀杏BOYSの楽曲が好きな人も、そうでない人も、まだ未熟だった頃の初期衝動、引きずっていた青春を思い出し胸がキュッとなる作品だ。
原作の峯田は最後に「まさか自分が映画祭に参加できて、何年もかけて作った『いちごの唄』がみなさんに見ていただけて、感無量です」と力強く作品への想いの深さを語った。『いちごの唄』は、7月5日より全国ロードショー開始となる。