NHK朝ドラ100本の「ヒロイン事件史」(3)<インタビュー>藤田三保子 (2/2ページ)

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もっとも、そのおかげで逃したものもあった。

「私、長嶋茂雄さんの大ファンなんです。今でも、昭和最大のアイドルと思っていますから。そんな長嶋さんが選手を引退した試合のあと、NHKに生出演したんです。同じ時刻にスタジオにいたんですが、私は仕事中ということで、見に行けなかった。でも『鳩子』のスタッフのほとんどは、長嶋さんを見に行っていた(笑)。今でも悔しいですよ」

 そしてもう一つ、藤田を悔しがらせたものがある。

「年末恒例の紅白歌合戦。朝ドラのヒロインとして、こず恵ちゃんが出演したんですけど、私には声がかからず。え~、なんで同じヒロインなのに、って感じでした。まあ、今となってはそれも笑い話になりましたけどね」

 朝ドラのヒロインよろしく、波乱万丈の撮影を乗り切った藤田であったが、もちろん「鳩子の海」がその後の人生に大きな影響を与えたのは言うまでもない。

「翌年に『Gメン’75』(TBS系)の女刑事枠に抜擢されたのも、Gメンのプロデューサーが『鳩子の海』を見て、私を認めてくれたから。その後の役者人生、今のシャンソン歌手としての活動、その原点が『鳩子』であることは間違いありません」

 朝ドラから始まった藤田のヒロイン人生は、まだまだ続く。

「NHK朝ドラ100本の「ヒロイン事件史」(3)<インタビュー>藤田三保子」のページです。デイリーニュースオンラインは、鳩子の海、藤田三保子、斉藤こず恵、週刊アサヒ芸能 2019年 4/25号、連続テレビ小説、エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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