アメリカ・コネチカット州で男性のトイレにも赤ちゃん用おむつ替え台が設置される見込み
image credit:instagram
積極的に育児に参加する男性が増えた昨今、アメリカでは男性の公衆トイレにおむつ交換台を望む声が高まっている。
近年たいていの女性用公衆トイレにはおむつ交換用の台がある。だが男性のトイレには無いため、父親が外出先で苦労するケースが頻発している。
コネチカット州ではこうした不便を解消するため、いずれの性別のトイレにも交換台の設置を義務付ける法案が浮上。
時代に沿った設備を求める親たちの希望が公共施設に反映されることになりそうだ。
・男性トイレにおむつ交換台が上院で可決
4月24日、米コネチカット州議会上院が男性用トイレにも赤ちゃんのおむつ交換台を設置する法案について投票を行い、賛成多数で可決した。
この案の設置対象は公共または商業ビルで、これから建てる新たな施設はもちろん、既存の施設の改装時にも男女両方のトイレに交換台をつけるというもの。
女性トイレによくあるタイプのおむつ交換台

image credit:nbcconnecticut
現在この法案は議会下院の議決待ちの状態だが「この時代、男性にも子どものおむつを替える責任がある」と語る男性上院議員もいた。
・育児中の親たちに重要な法案
このニュースを知ったコネチカット州の親たちは大喜びしている。
実際に苦労したという男性からはこんな声もあった。
「妻が仕事や病気の時に子連れでレストランによく行くけど、トイレでのおむつ交換はきつい。専用の台もないから子どもを両手で抱いたまま取り換えるしかないんだ」
男性トイレにこれがあれば両手もあいて便利なはず

image credit:nbcconnecticut
他の男性上院議員も、適切な場所がないためにしかたなく床やカウンターで子どものおむつ交換をした実兄の例などを上げ「この法案は親たちに重要なもの」とコメントしている。
・男性の育児支援をする2番目の州に
アメリカでは2016年から連邦政府の施設に男性トイレにおむつ交換台の設置が義務付けされている。これは当時のオバマ大統領の署名で実現したものだ。
続いてニューヨーク州が今年1月から公共の施設への導入を開始。コネチカットでも認められれば男性の育児に協力する州がまた一つ増えることになる。
・全米各地で交換台を求める声が
おむつ交換用の設備を求める声は今や全米各地で上がっており、SNSで現状を訴えるユーザーもいる。
3児の父でもあるフロリダ州のドンテ・ パルマーさんの投稿
View this post on InstagramDonte Palmerさん(@3boys_1goal)がシェアした投稿 - 2018年 9月月23日午前5時20分PDT
やむをえずこんなところで替える時も…
View this post on InstagramDonte Palmerさん(@3boys_1goal)がシェアした投稿 - 2019年 3月月18日午後3時19分PDT
求めているのはこれなんだよ!
View this post on InstagramDonte Palmerさん(@3boys_1goal)がシェアした投稿 - 2018年11月月19日午前2時10分PST
・フロリダ州でも検討することに
パルマーさんの切実な投稿は現地メディアでも大きく取り上げられ、フロリダ州議会も同案を検討中らしい。
これが普及したら、より多くの男性が気軽に育児に参加できそうだ。
日本の場合は女性トイレ以外だと、高齢者や乳幼児連れも利用できる「多目的型トイレ」におむつ交換台があったりする。育児中のお父さんはそこで交換してるのかな?
References:nbcconnecticut /written by D/ edited by parumo