大富豪と文豪に愛された大正ロマンの結晶!静岡県熱海市が世界に誇る美しい日本の建築「起雲閣」 (3/4ページ)

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ステンドグラスの窓やテラコッタの湯出口などは建築当時のままで、別世界へとワープしたような非日常感が楽しめます。小説家・舟橋聖一が「孔雀」に登場させたほか、1950年公開の映画「雪夫人絵図」のロケ地にもなりました。

館内を見学した後は、根津嘉一郎によって整えられた1000坪の池泉回遊式庭園へ。茶人でもあった根津嘉一郎自らが指揮を執り、中央にある推定20トンの巨石は、20人の庭師が2カ月近くをかけて運んだといわれています。

実際に庭を歩くこともでき、庭園側から見ると、各建物の新たな表情が発見できることでしょう。

さまざまな様式を採り入れつつも、見事な調和と威厳を保つ起雲閣は、大正ロマンの極み。熱海を訪れたら、しばし海運王や鉄道王の美意識が詰まった空間で、ノスタルジーに浸ってはいかがでしょうか。

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