キャビンマン?頭が小屋で煙突から火を噴きだしながら歩く謎の人物が目撃される。その正体は?(イギリス)
イギリスの住宅地で、謎すぎる人物の姿が目撃された。
頭が小屋なのだ。でもってその小屋の煙突からは火が噴き出したりもしている。ひさしの下の壁面は赤と緑に点滅するし、小屋からダブステップも流れている。
すべてにおいてエキセントリックなミステリーなのだ。
これが噂のキャビン(小屋)マン?いやそんなの聞いたことないし、突然目の前をそんな人が歩いてたらどうよこれ?
目撃した人誰もが「目が釘付け状態」になってしまったようだ。
Just a man walking along the street with a flame-throwing SHED on his head | SWNS TV
・頭が小屋で、煙突から火を噴きながら堂々と歩いている男性
4月22日の夜、イギリスのブリストル、セント・ワーバーグズの路上に、奇妙な格好をした男性が現れ、目撃した通行人らは唖然となった。
その男性は、木製の小屋を頭からすっぽりと被って歩いていたのだ。
小屋からは音楽が流れ、ひさしの下にはディスコライトが点滅。更に、音楽に合わせて煙突から炎が上がっているといった状態で、奇妙にもほどがある。
この地域に引っ越したばかりのエドワード・ジェンキンズさん(35歳)は、妻のポピーさんと一緒に近くを散歩中、この光景に遭遇し、咄嗟にカメラを構えた。
ジェンキンズさんによると、この被り物をした男性は、気付いた複数の人に追いかけられていたようだが、追いつかれる前に姿を消してしまったという。
また、アルテミス・ベアーさん(39歳)も、“完璧な木造小屋”を被った奇妙な人物を目撃したひとりで、次のように語った。
暖かい夜だったし、セント・ワーバーグズ・シティファーム近くにある家の外のベンチでパートナーと座っていたのよ。そしたらエドワードさんたちから、『さっきの人、見た?』って聞かれて、『見てないわ』と答えたの。
聞けば、小屋を頭に被った人が通り過ぎたって言うじゃない。急いで角まで走ったら、いたのよ、その人が! 目を疑う光景だったわ。
小屋からは、ダブステップが流れていただけじゃなく、煙突から本物の炎が出ている状態だったの。そんなものを被って、男性は散歩していたのよ!
・いったいなぜ?何目的?
この謎の人物はただ歩いているだけで、周りの人に危害を加えるようなことはしていない。市民と公共の安全が守られるのであれば、誰がなにをしようと問題はないわけだが、どうにも不可解な謎に包まれているため、目撃者らの疑問は膨らむばかりだ。
・小屋から流れていた音楽が判明するも・・・
その後の英メディアのリサーチで、この男性が被っていた小屋から流れていた音楽は、ブリストル発祥地と言われる“ダブステップ”で、ブリストルを拠点とするエレクトロニックミュージックのデュオ「KOAN Sound」の『Mr Brown』という曲であることがわかった。
KOAN Sound - Mr. Brown
『Mr Brown』を流しながら歩いていたこの男性、果たしてKOAN Soundと何らかの関りがあるのだろうか?
このミニチュア小屋は、KOAN Soundが今度のショーで使うための新しい舞台小道具なのか、それとも単なる偶然か…。
英メディアが、KOAN Soundのマネージメント会社にこの件について問い合わせてみたところ、「男性とうちは何のかかわりもない」という返答があったという。
果たして本当に無関係なのか?
それともある種のプロモーションなのか?
この映像がメディアで報じられると、「注目を集めたかっただけだろ」「これぞ、真のハウスミュージックだ」「天才かよ」といったコメントが寄せられた。
謎のキャビンマンの正体は未だ謎に包まれたままだが、日本なら確実に職質されるだろうし、事案になるので、良い子のみんなは真似しちゃダメなんだぜ。
References:dailystar / bristolpost/ written by Scarlet / edited by parumo