サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「サトノワルキューレ末脚炸裂」 (2/2ページ)

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陣営としてもそう判断できたからこその挑戦なのだろう。多く使われていないうえに、明け4歳馬。まだ伸びしろは十分だ。

 実際、休み明け3戦目ということで、この中間の状態は大きく良化している。稽古の動きは軽快そのもの。角居調教師はじめ、厩舎スタッフは「馬体が減らなくなったし、ここにきての充実ぶりが目立つ」と、口をそろえて調子のよさを強調するほどだ。

 角居厩舎は2頭出しで、一方のカンタービレが有力候補と見られ、人気になるだろうが、馬券的な妙味としては、サトノワルキューレのほうだ。

 カンタービレと同じディープインパクト産駒なのだが、母系がおもしろい。母のヒアトゥウィンは、ブラジル産。亜流の血筋だが、米国の芝GIII戦を勝ち、南アフリカではガーデンプロヴィンスSなど、GI戦で2勝している。南アフリカの一線級は欧米でも通用する馬が多く、今回の顔ぶれの中に入っても決して見劣りすることはない。

 サトノワルキューレは、フローラSを勝った時も最速の上がり脚を使ったほど。直線の長い東京コースは間違いなく向いており、好走必至だ。良馬場条件に大きく期待したい。

「サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「サトノワルキューレ末脚炸裂」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2019年 5/16号サトノワルキューレカンタービレ水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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