天才テリー伊藤対談「カンニング竹山」(1)新刊はテリーさんのお仕事を参考に (2/2ページ)
竹山 いえ、もともと出版社にはずっと「本を出さないか」と言われ続けていたんですよ。特に、又吉(直樹)が芥川賞を獲ってから、そういう話がまぁ多くて。
テリー フフフ、何匹目のドジョウを狙うんだか。
竹山 忙しくて書く暇なんてなかったんですが、「趣味で行ってる福島のことなら、資料もいっぱいあるから、やってもいいよ。ただし、条件がある」と。
テリー それは何?
竹山 「硬い本にはしたくない」と。福島をテーマにした本って、たいてい風評を払拭するためのデータが併記されるんですけれど、俺の本でそれをやっても誰も読みませんから。編集の人には、テリーさんの「お笑い北朝鮮」みたいな本がいいんだ、と話しました。
テリー あ、そうなんだ。
竹山 あの本って読みやすくて、中身もしっかりしているじゃないですか。その方向を目指して作ったので、自分なりに納得できる内容になりましたね。
テリー こりゃ福島から、いろんな仕事が舞い込んできているんじゃないの。
竹山 いや、最初から福島の行政の仕事はやらない、名誉職みたいな肩書もいらない、と言ってあるんで。もともと遊びなわけですし、あんまりお堅い立場になると、風俗にも行けなくなっちゃいますから。
テリー 確かに、それはしんどいよな。ちなみに、福島の風俗って今どんな感じなの?
竹山 震災直後は郡山、いわきが盛り上がっていましたけど、今はだいぶ落ち着いてきました。デリヘルは昼間に呼んだほうがいいと思いますよ。本物の地元の主婦が来ますから。
テリー いいねェ!
竹山 ただし、夜12時を過ぎるとハズレが増えます。前に後輩が「どうしても呼びたい」と騒いで、お金をカンパしたことがあるんですよ。次の日「どうだった?」って聞いたら、案の定、腰の曲がったバアさんが来たと。「いやいや、あんた、写真と全然ちゃうやん! ババアやん!」って言ったら、「急に老けました」って返されたそうです(笑)。
テリー アハハハ。いいね、福島。俺もガゼン、行きたくなったよ。