ちょっと通りますよ。巨大ヘビ、アナコンダ様が高速道路を横断する衝撃の現場映像(ブラジル)※ヘビ出演中
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先月末、ブラジルで住民に助けられて道路を横断した大きなヘビが話題になっている。
何か思うところがあったのか、車がビュンビュン走る高速道路をせっせと渡り始めたアナコンダ。
その現場にたまたま出くわした優しい夫婦が、あまりに危険な彼女の行動を見過ごせなくなり、車を降りて他のドライバーの誘導を開始。
おかげでアナコンダは轢かれることなく、無事に広い道路を渡り切ったのだ。
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・高速道路を横切り始めたアナコンダ
先月22日、ブラジル在住のイタロ・ナシメント・フェルナンデスさんと彼の妻が、自宅そばの高速道路でアナコンダを目撃した。
人によってはゾッとする光景かもしれないが、2人はけなげなヘビをどうしても見過ごすことができなかった。
彼女は全長約3メートルの長い体を伸縮させては、リスキーな横断をやり遂げようとしていたのだ。
・「ヘビ通りますよ」の標識無し。とにかく横断するヘビ
フェルナンデスさんはこう語る。
「私たちは車を止めて降りることにしました。そこにヘビの横断を知らせる標識はありません。前にも横断するヘビを見たことがありますが、彼らに交通ルールは通じませんから」
アナコンダと車を降りてきたフェルナンデスさん

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人間の行動域付近で暮らす野生動物にとって、長くて広い高速道路はたとえ危険でも渡らざるを得ないルートになってしまうのだろう。
・ヘビのために減速するよう合図
彼らは他の車に速度を落とすよう合図し始めた。

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爬虫類を救う人はあまりいないが、2人はせっせと進むアナコンダを心配し、轢かれないようにと気遣っていた。

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その光景を目の当たりにした人々が彼らのやさしさに胸を打たれて協力した。

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フェルナンデスさんの投稿動画より
中央の仕切りを乗り越えて反対車線を渡るアナコンダ
止まってくれた車を横切り茂みへ

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ついに横断できた!

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「彼女は森の中に去っていきました。とても美しいヘビでした」
・2日前にも来て横断をあきらめていた?
現地メディアによると、このアナコンダは以前にもこの道路を渡ろうとしていたという。
それはこの2日前だったが、その時はあまりの車の多さに断念したように引き返していたそうだ。
だとしたらこの日も「今日もダメかしら…」と思いながらトライしたのかもしれない。
・餌を求めて道路を渡った可能性も
生物学者のフラビオ・テラッシーニさんは、そのヘビの年齢は10歳ぐらいで、食べ物や安心できる場所を求めて道路を渡ったと推測している。
「 こういうヘビは餌となる小さなげっ歯類を求めて都市に現れることがあります。そこで犬や猫まで食べる個体もいますよ」
ヘビはゴミを漁るげっ歯類や、その他の動物のにおいを嗅ぎつけて来る。そのため家の庭などに生ゴミを放置しないことが重要だという。特に雨が多い時期は要注意らしい。
・近寄らずに停車を呼びかけた良い対応
この種の中には体長8メートル、体重200キロを超える個体もいる。彼らはたいてい無毒だが、脅かされると攻撃してくるおそれもある。
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フラビオさんはこの件について「皆さんがヘビにむやみに近寄らなかったことにほっとしています。横断するヘビの手前で停車するよう呼び掛けたのは良い対応だと思います」と話している。
このニュースは現地でも話題になり、親切な夫妻とその意を汲んだ他のドライバーのおかげで横断を果たしたアナコンダの姿を多くの人がシェアしている。
References:unilad / geekなど /written by D/ edited by parumo