コウモリのような翼を持つ恐竜の化石が発見される。そこには恐竜が空を飛ぶための試行錯誤の痕跡が(中国) (3/3ページ)
足は木に止まりやすいような発達をしており、おそらく木を登っては、枝から枝へとグライダーのように滑空しながら、目につくものなんでも食べたと考えられる。
小鳥よりは、むしろムササビやモモンガに近い生き物だったと想像されるのだ。
A membranous-winged 163-million-year old non-a
vian theropod, Ambopteryx longibrachium, from China.
・恐竜が空を飛ぶようになるまでの過程なのか?
アンボプテリクスの化石から明らかになった骨格が、最初の鳥を含む恐竜たちが羽ばたき、やがて飛び始めるようになった経緯を巡る議論で重要な鍵になることは間違いない。
王氏は、彼らについて、飛行の起源における「実験」であると呼んでいる――最終的には大空へ飛び立つことはなかったのだ。
アンポプテリクスとイーのような恐竜は、鳥が各地に広まり、いろいろな大きさの翼竜がまだ空を飛んでいた白亜紀後期になるまで見つかっていないのである。
彼らは恐竜が進化で手に入れた飛行方法の多様性を表すもので、おそらく木から木へと滑空するだけに過ぎなかった。
だが結局、その運命が辿り着く先は地面であった。そして現在の中国で発見されるまで1億6000万年も岩に閉じ込められていたのだ。
References:Newly Discovered Bat-Like Dinosaur Reveals the Intricacies of Prehistoric Flight/ written by hiroching / edited by parumo