へんてこアート入門『昭和メイクの移ろい ―白粉(おしろい)からファンデーションへ―』編 (2/3ページ)
中谷さん 多色展開を見せた「昭和期の化粧品」です。モダンでレトロな1920年代から1930年代の華麗なパッケージに注目してほしいですね。また、「粉白粉(こなおしろい)」や「刷(は)き白粉」「ほほ紅」などは、当時の多色化粧品の中身の色を実際に見せて展示しております。当時の化粧品には、現代の化粧品からは想像もつかないような色も多く、これは実際に見ていただきたいですね。きっと驚かれると思います。

クラブこな白粉(昭和中期)

クラブはき白粉(昭和初期)

クラブほゝ紅(昭和初期)
――より楽しんで鑑賞するために、何か準備は必要ですか?
中谷さん 特に準備はなくとも楽しんでいただける展示となっています。いつの時代も「お化粧」や「化粧品」が女性の「美しくなりたい・美しくありたい」という気持ちにパワーを与え続けてきたことを感じていただけたらと思います。
――今後の展望を教えてください。
中谷さん 文化資料室では小さくても本物の展示室を目指しており、今後も所蔵史料を通し、少しでも社会への文化貢献ができるよう活動を継続してまいります。
――ありがとうございました。