ドラマではヒロインを演じる女優に注目が集まるが、そのヒロインと対立する“悪女”的な存在というのも、物語では重要な役どころだ。そこで今回は、１０～５０代の男女１００人に「悪女役が似合う女優」について聞いてみた。

　第３位は、北川景子。

　ヒロインを演じることが多い北川だが、選んだ人からは「性格がきつそうな役も似合いそうだから」（３６歳／男性／総務・人事・事務）、「スリムで動きが素早い。シャープなイメージなので」（４３歳／男性／コンピュータ関連以外の技術職）、「目つきが鋭い。気が強そうな役があっているので」（５５歳／男性）、「『家売るオンナ』（日本テレビ系）の役のイメージ。怖そう」（３６歳／男性／総務・人事・事務）という理由が挙がっていた。

　第２位には、沢尻エリカがランクイン。

　５月２２日から５夜連続で放送されるスペシャルドラマ『白い巨塔』（テレビ朝日系）では、岡田准一演じる主人公の財前五郎の愛人役を演じている沢尻。

　沢尻は過去に、映画の舞台あいさつで「別に」発言騒動を起こし、世間に「エリカ様」イメージが浸透。今回彼女を選んだ人たちも、そんな強気な沢尻の印象が強かったようで、「冷たい感じの美人。顔のイメージが悪役に合いそう。意地悪な演技がうまそうなので」（３８歳／男性／営業・販売）、「悪役をやっているのを見たことはないが、この人なら似合うと思う」（５５歳／女性）、「女帝っぽいイメージ」（３４歳／男性／コンサルタント）、「『ヘルタースケルター』の役の印象が強い。強気な役が似合う」（３９歳／男性／会社経営・役員）といった理由を挙げていた。

■1位は迫力満点の美女！

　そして第１位に選ばれたのは、菜々緒。

　現在、山下智久主演のドラマ『インハンド』（ＴＢＳ系）で、やり手の美人官僚役を演じている菜々緒。２０１５年放送のドラマ『サイレーン　刑事×彼女×完全悪女』（フジテレビ系）や、２０１８年放送のドラマ『Ｍｉｓｓデビル　人事の悪魔・椿眞子』（日本テレビ系）で演じた“悪女”がハマリ役だと話題になった。

　今回菜々緒を選んだ人からは「迫力がある。存在感がすごい」（４６歳／女性）、「美人で怖い役が似合う」（３１歳／女性／総務・人事・事務）、「スタイルと顔が美しく、目力があるから」（５４歳／女性／研究・開発）「目の鋭さ。他に浮かばないぐらい適役だから」（５０歳／女性／総務・人事・事務）、「殺人鬼の役をやっていたのを見たことがあり、とても合っていたから」（２８歳／男性）、「『サイレーン』の役が怖かった。悪女が似合う」（５０歳／女性／主婦）、「『スカッとジャパン』（フジテレビ系）でのかっこいい悪女のイメージ」（１６歳／女性／学生・フリーター）など、完璧すぎるルックスと目力の強さが悪女役にふさわしいという評価が寄せられていた。

　今回上位に選ばれたのは、シャープなタイプの美人女優ばかり。美人過ぎて「近寄りがたさ」を感じるルックスは“悪女役”にぴったり!?