【動画】宗教者のみで構成されているバンドやミュージシャンを紹介! (2/2ページ)
■美しいコーラスによる般若心経が感動的を呼ぶ「キッサコ」
愛媛県今治市にある臨済宗・海禅寺の副住職、薬師寺寛邦(やくしじかんほう)は、僧侶となる前の2003年に、コーラスグループ「キッサコ」を京都で結成した。「キッサコ」とは、禅語で「喫茶去(お茶でもどうぞ)」という意味。
2013年に僧侶となると、仏教の教えをポップスに乗せた曲で、寺院ライブを中心に音楽活動を続けて行く。そして2018年、メンバーの脱退をきっけに、僧侶ボーカルプロジェクト「薬師寺寛邦 キッサコ」として新たな活動を開始した。「お経を様々な世代に聞いてもらいたい」という思いから、キッサコは、お経の代表とも言える「般若心経」を、コーラスとアコースティックギターでアレンジしたした「般若心経 cho ver.」を発表。youtubeにライブ動画を公開すると、日本のみならず台湾や中国でも反響を呼び、驚異の再生回数を記録した。
2018年5月に発売したアルバム「般若心経」には、様々なミュージシャンとコラボした「般若心経 cho ver.」のリミックスバージョンが収録されている。キッサコの奏でるお経とフォークミュージックのミックスチャーは、斬新でありながら、遠い昔に聞いたような懐かしさも感じさせ、何の抵抗もなくスッと心の中に入ってくる。この感覚を、ぜひご自分の耳で聞いて実感して欲しい。
■仏教には負けられないぜ!他宗教のアーティストたち
宗教界で音楽活動を活発に行っているのは仏教だけではない。キリスト教からは現役キリスト教会牧師たちによる「牧師ROCKS」が坊主バンドの良きライバルとして対バンを張り、神社の「歌う神主 壮紫(そうし)」は、美声を活かしてFMラジオのパーソナリティも勤めている。このような新しいムーブメントに抵抗感を持つ人々もいるかも知れないが、古くから深く関わり合って発展してきた宗教と音楽が、今、バンドという形で融合された事は、自然な結果だと言えるだろう。