三代目用務員さんは元アイドル!:瀬名あゆむのアイドル革命! 連載18 (2/5ページ)
Aくん、とても真面目な子で、きっちり1年間働いてくれた後、大学卒業―就職で、『2ねん8くみ』も無事に卒業していただきました。
3代目は〝にっぱちの象徴〟スーパー用務員さん! Aくん用務員卒業後、次をどうするか迷ったんですよね。やっぱり男性起用か、募集するのか……とかいろいろ考えました。
その頃にね、あるひとりの卒業した元アイドルキャストの子が何度かカフェに遊びに来てくれてたんです。そのうち、「だったら、卒業キャストとしてお店に出てよ」なんて図々しくも頼んだら、心よく引き受けてくれてね。その子、キャスト時代はまだ十代だったのかな、でももう二十歳を越えててね、接客の感じとかとても大人で、すごく新鮮でした。〝少女だった子も、いつのまにか大人の女性になっていくんだなあ〟なんて思いました。
そう思ったときにね、「そうだ、3代目の用務員さんは初の女性、にっぱち卒業生にやってもらいたい!」ってひらめいたんです。
すぐにその子にオファーしました。その子こそが、現在の三代目用務員さん、相原みな、なんです。
相原ちゃんはね、ほんと〝スーパー用務員さん〟なんです。歌って踊れる用務員さん。元アイドルキャストなので、お客様からリクエストをいただいたら、ステージで歌もダンスも披露できちゃうんですよ。しかも、根が頑張り屋さんだから、女子高生のキャストたちに負けじと密かにいまどきのアイドルナンバーもきっちり練習してたり……。
現役キャストたちからの信頼度も高いんです。相原自身が元キャストだから、彼女たちの大変さや悩みもわかってあげれるし、励ましてもあげれる。それで彼女は基本明るい性格だから、ぐじぐじしてなくて、そういう先輩女性がいるって、アイドルという女の子集団にとってはすごく大きいんですよねえ。
もっと言っちゃえばね、私とかも当然キャストの子たちのいろんなことに対応するんですけど、ある面、どうしても考え方が〝昭和〟になっちゃうんです。平成育ちなんですけどね、でも私のノリが昭和なんで、へへへ。
それに比べて相原みなは、まだまだ二十代前半だから、いまどきJKの気持ちとかに自然に寄り添える感じなんです。だからプロデューサー瀬名としても、彼女の存在は本当に貴重です。