エース級のビジネスパーソンたちはどんな新人時代を過ごしてきたのか (2/3ページ)

新刊JP

仕事を本当に楽しみたい、ビジネスを通してお客様に喜ばれたい、という強い気持ちがあれば、ビジネスのルールや原理原則を早い段階から率先して学びに行き、チャンスをつかむスパイラルに乗る努力を必死にするはずです。
若いうちからその部分にどれだけ時間を費やすか。これは必要なことだと思いますね。

――結果を出すことができるビジネスパーソンになっているかどうかの違いは、実際何歳くらいで明確に出てくるのでしょうか。

紫垣:働き始めて3年くらい経つと、はっきり分かるくらいに差が出ると思います。極端な話を言えば、3ヶ月、半年でも差は生まれているんです。でも、その差ははっきりと見えにくい。昇給や昇格などの分かりやすい物差しに出てくるのは、3年目くらいです。

そして、その時に気づいて、すでに一歩抜けた同期が過ごした3年を埋めようと頑張っても、その差はもう埋めづらい。もちろん、気づいた後に変わることは大切ですが、3年間の圧倒的なアドバンテージは大きいものです。

――紫垣さんはこれまでエース級の人材にインタビューをされてきましたが、そうした人たちは新人時代にどんな過ごし方をしていたのですか? その特徴を教えて下さい。

紫垣:1年目からビジネスの仕組みやルールを理解できていた人はほとんどいません。そんな中で共通しているのは、自分は突き抜けたい、トップを取りたい、こんな商品を生み出したいという「WILL」や「WANT」を持っていたことですね。

――「WILL」や「WANT」は、言うなれば「野心」でしょうか?

紫垣:「野心」ですとか、あとは「志」です。「野心」は自己実現、「志」は世の中のためというようなニュアンスですが、新人時代は自己実現欲求で動いて良いと思います。そこでがむしゃらに頑張り、自己実現に近づいていき、気づいたら仕事でやりたいことができるようになっていたという流れです。

そうなるとワンランク上がって視界が広がるので、お客様のためになりたい、会社のためになりたいという気持ちが芽生え、仕事というものに手ごたえを感じ始めます。そこで野心が志に変わってくるのではないかと思います。

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