芸能界のご意見番こと、和田アキ子（６９）が５月２６日放送の『アッコにおまかせ！』（ＴＢＳ系）にて、今月２２日に大麻取締法違反（所持）容疑で逮捕された元ＫＡＴ-ＴＵＮの田口淳之介（３３）と、内縁関係の元女優の小嶺麗奈（３８）について怒りをあらわにした。

　前日の自身のラジオ『ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに１０００回』（ニッポン放送）でも「アホちゃうか」「ええ加減にしろ」と話したと言い、「こないだ、今は“さん”つけたほうがいいのかな、ピエール瀧さん（５２）。あんなに大変だって分かったら、とっても言葉選ばなきゃダメなんだけど、ちょっと自粛して止めようとかね、そういうのないのかなって」と和田。

　さらに、和田が「私思うんだけど、田口容疑者も元ＫＡＴ-ＴＵＮっていうじゃない、なんかピエールも歌手ってあるけど、お笑いの人って意外にいないよね。なんで？　音楽に関係あんの？」と疑問を投げかけると、出演者のヒロミ（５４）は「お笑い、求めていないんじゃないですか。なんか自分たちで楽しいから、いらないんじゃない」と答え、トレンディエンジェル斎藤司（４０）も「そういうの勧めてくる人に会ったことがないっていうか、どこでみんなそれに触れるのかなって」と語った。カンニング竹山隆範（４８）も「お笑いは、ヘロヘロになったらしゃべれないっていう。必要ないですよ」と切り捨てていた。

■「人としてダメ」

　田口容疑者の出演番組やソロツアー中止も決定的で、逮捕余波による損害は１億円以上ともいわれるが、和田は「損害とかそういうことじゃなくて。人として、大人だよ、もう。人としてダメですね。お友達だった人、なんにも関係ない人も、なんかね、疑われたりするわけだから。今この時期、ダメだっつってんだからさ、ホントに昨日ラジオで言ったんだけど、“アホちゃう、おまえ”っていう、ホンマに」と怒りが収まらない様子だった。

　番組では、瀧被告に続き、田口容疑者を逮捕したのは関東信越厚生局麻薬取締部、通称“麻取（マトリ）”で、そのライバル関係にある警視庁組織犯罪対策５課にもさまざまな著名人のタレコミが集まっており、競い合うように人気俳優らの逮捕が相次ぐのではないかという記事にも触れていた。

　最後に和田は、「いや～もう、こうなったらホントに、組対５課もどんどん捕まえてほしいですね」と締めくくった。

　芸能界の薬物汚染騒動、今後どうなっていくのだろうか。