５月１４日発売の『週刊女性』（主婦と生活社）が、『私たちが“嫌いな女”ランキング』を発表。１０代～７０代の１４３３人の女性へアンケートを実施し、嫌いな女性芸能人をランク付けするという恒例企画だ。

　令和時代で初の１位には２０１５年以来、４年ぶりに和田アキ子（６９）がランクインしたのだが、注目なのは、３位のベッキー（３５）を大きく引き離して、鈴木奈々（３０）が２位にランクインしたことだ。

「鈴木には辛辣な意見が出ていました。“うるさい”“下品”“見苦しい”など容赦なかったですね（笑）」（女性誌記者）

　同企画では、『嫌いな女優』『嫌いな歌手・アイドル出身』など、部門別でのアンケートも実施しているが、『嫌いな女 バラエティ・その他』部門でも、鈴木奈々は堂々の１位にランクインしている。そんな鈴木が嫌いな理由の８割以上は「うるさい」という理由だった。

　鈴木は、５月２６日放送の『Ａｂｅｍａ的ニュースショー』（ＡｂｅｍａＴＶ）に出演。ＭＣの千原ジュニア（４５）から、番組冒頭に「なんか、２位に選ばれたんですよね」といわれると「やめてください。それ言わないでください」と、鈴木は涙目で訴えた。１位は和田アキ子だったが、ジュニアが「アッコさんはそういうキャラやから、もう実質あなたが１位ですよ。おめでとうございます」とイジると「すごく悲しいです」と、鈴木は半泣き状態だった。

　各所で大きな盛り上がりを見せている『週刊女性』の『私たちが“嫌いな女”ランキング』での鈴木奈々２位ランクイン。それにしても、なぜ彼女は、これほどまでに女性から嫌われてしまったのだろうか？　舌鋒鋭く女性に厳しい、新宿二丁目のゲイバーのママたちの意見を聞きに行った。

■『おバカキャラ』はもう限界？

◎『フリック』ときママ

「確かにうるさくてしつこい。あの始球式（４月２７日に鈴木奈々がプロ野球・楽天－ロッテ戦の始球式に登場し、投球フォームを複数回繰り返すなどの行為で試合開始が遅れたトラブル）での繰り返しの行為も嫌われちゃうよね。でも、頭と勘は良いと思う。スタッフが何をしてほしいか理解して行動しているから、制作陣としては使いやすいんじゃないかな？　実際、今回の『嫌いな女ランキング』２位ランクインがあったからＡｂｅｍａＴＶの番組でも盛り上がったわけでしょ。そうした仕事につなげるのが、彼女は上手いと思う。ただ、今までは“全力おバカ”って感じだったけど、それもキャラ作りでやってたのかなぁって思っちゃうわね。

　あと関係ないけど、今回のランキングで１５位の丸山桂里奈（３６）は分かるー。清潔感がまったくない！　なでしこＪＡＰＡＮのメンバーとしてＷ杯で優勝したスポーツマンとはとても思えない、下品さを感じるの。臭いそうだわ」

◎『フリック』長谷さん

「鈴木奈々は計算高そうなところも女から嫌われる理由よね。女は計算高い女が嫌いだし。それと、一時は『クイズ！ヘキサゴン!!』（フジテレビ系）とかでスザンヌ（３２）とか里田まい（３５）とか、おバカキャラがもてはやされていたけど、『おバカキャラ』っていうジャンルに限界を感じる。リアルにいたら存在がヤバいもん。そういう意味では鈴木奈々はもう古くなってきてるんじゃないかな？　正直、マツコさん（マツコ・デラックス）でさえも古くなっている感じもあるし」

◎『あっぱれ！』まぁがりんママ
「最初、彼女が出てきたときは“おバカだけど一生懸命で応援したくなる”っていう感じだったけど、番組にも定着して、地元の男と結婚して、東京と茨城を行き来する生活や、妻としても頑張っちゃってる。要は“普通の女になり下がった”のよね。女は、“普通の女になり上がる”ために頑張るのが当たり前なんだけど。彼女の場合、“普通の女未満”の姿を見ることで応援したくなっていたのに、頑張った結果、“普通の女になり下がった”。だから、好感度も下がってきてるんじゃない？」

……ひょっとしたら、鈴木奈々は、今後はとことん嫌われるキャラとしてブレイクできるかも!?