寿命を縮める「夜間頻尿」撃退8カ条(3)風呂の入り方で逆効果になる (2/2ページ)
筋肉のポンプ作用が強化されて、血液が逆流しにくくなり、足のむくみや疲れを解消してくれるのです」
⑦ 寝る前に「ロキソニン」を服用する
消炎・鎮痛剤として知られる「ロキソニン」には、
・腎臓の血流を少なくして夜の尿量を減らす
・膀胱や尿道に対する刺激を抑えて、排尿を制御する
・膀胱から脳への神経に作用して、トイレに行きたい感覚を抑える
・睡眠覚醒をコントロールするため、結果として睡眠が十分とれるようになる
といった効果がある。
「ただし、これを飲み続けると副作用が出る場合もあるので、漢方薬同様に医師と相談のうえで服用することが大切です」
⑧ 恥ずかしがらず、尿瓶を近くに置いて寝る
夜中に起きてトイレに行くという行為には、転倒によるケガや骨折といったリスクが伴うことは、前述したとおり。
「本当につらいなら、手の届くところに尿瓶を置いておくことをお勧めします。もちろんポータブルトイレでもかまいませんが、使用する際に立ちくらみなどのリスクはある。そう考えると、横になったままで用を足せる尿瓶のほうが体に優しいと思います」
ちなみに「水分をとると血液が薄くサラサラになって、脳梗塞や心筋梗塞を予防できる」という説だが、石井医師によると「特に科学的根拠はない」のだという。これが本当ならば、きちんとした水分制限を心がければさらなる効果が期待できるだろう。
たかが尿の話かもしれないが、そこには体からのさまざまなサインが隠されている。寿命を縮めないためにも侮ることなく、何か心当たりがあれば、早めの改善と治療を心がけよう!