既婚女性が「結婚前の同棲」をすすめる理由

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既婚女性が「結婚前の同棲」をすすめる理由
既婚女性が「結婚前の同棲」をすすめる理由

おつき合いしている彼がいて、結婚を考えているので一緒に暮らしたい。そう思う女性は多いと思います。

編集部が実施したアンケートでは、既婚女性384人のうちの約42%が「結婚前に同棲していた」という結果になりました。実際、結婚前の同棲は、「したほうがいいの?」「どんなメリットがあるの?」といろいろと考えますよね。

同棲のきっかけは何だったのか、また「結婚前の同棲」をおすすめする理由について、読者アンケートの回答をもとに、恋愛コラムニストのひろたかおりがみていきましょう。

■「結婚前の同棲」、経験ありが4割強

まず、結婚前の同棲について「した」という既婚女性は162名(42.2%)、「しなかった」と答えたのは222名(57.8%)と、同棲せず結婚した女性のほうが、わずかに上回る結果になりました。

※有効回答数384件

ひと昔前までは、「入籍前の女性が男性と2人で暮らすのは非常識」のような考え方をする人も多かったのですが、現代は同棲を「結婚前のおためし期間」ととらえる人も多く、実際に同棲を経て結婚した女性は増えていることがわかります。

また同棲にいたったきっかけは、

・「一緒にいるほうが楽だったので、ひとり暮らしの彼の家に転がり込んだ。2年くらい、ワンルーム&シングルベッド暮らし。今思うと、よくできたなと……」(33歳/秘書・アシスタント) ・「彼がだんだん家に帰らなくなって、ついに賃貸契約を解約。つき合ってわりとすぐから」(28歳/販売職・サービス系)

と、なんとなく&すんなり同棲に突入したカップルもいれば、

・「転職時に、一緒に住もうと言われた」(28歳/専門職) ・「結婚を前提として、1年間お試しに同棲をしようという話に」(30歳/専門職)

と、転勤がタイミングになったり、そもそも結婚前提で同棲を開始したというカップルなど、さまざま。

■「結婚前の同棲」のメリット・デメリット、既婚者の視点

それでは実際に同棲を経験した既婚女性は、「結婚前の同棲」についてどんな実感を持っているのでしょうか。おすすめ派、おすすめしない派、それぞれの意見を見ていきましょう。

◇おすすめ派の主張

・「お互いの生活サイクル、スタイルがわかるからしたほうがいいと思う」(31歳/公務員・団体職員) ・「相手の嫌なところもすべて見れるから。“本当にこの人と結婚していいのか”がわかるので、あり」(30歳/専門職) ・「一緒に暮らしてみないとわからないこと・見えないところはたくさんあるので、短期間でも同棲はしたほうがいいと思う」(29歳/公務員・団体職員) ・「デートして一瞬を楽しむことと、生活は別。一緒に生活して、本性もまるっと全部受け入れられるか、自分を試す意味でも同棲はおすすめ」(30歳/営業職) ・「同棲してみると、一緒に生活できるかがわかるのはもちろんですが、婚姻届などの書類や結婚式の準備がスムーズなのでおすすめです」(32歳/その他)

このように、「結婚前の同棲はおすすめ」と答えた既婚女性たちの意見を見ていくと、多くが、

●「本当に結婚してもいいか、同棲してみないとわからない」

●「価値観や生活リズムなどの確認ができる」

●「生活スタイルや家事の分担などを、結婚前に話し合える」

と、結婚後の生活をイメージできるのがメリットと考えていることがわかります。

また、結婚が決まったあとに準備を進めていくのが楽など、2人の気持ちと時間を合わせて行動しやすいのも、同棲しているからこそのメリットですね。

◇おすすめしない派の主張

それでは結婚前の同棲を「おすすめしない」派の意見はどうでしょうか。

・「結婚してからの(2人暮らしの)方が、新鮮さがあると思います。ダラダラと同棲になってしまい、結婚のタイミングがむずかしかった」(29歳/事務系専門職) ・「あまりおすすめしない。結婚が決まっていない同棲では、『この人と結婚するかもしれない』という品定めモードに入り、相手にたいしてのハードルが上がってしまう」(27歳/事務系専門職) ・「おすすめしない。一緒にいすぎて別れたこともあるから」(30歳/営業職) ・「結婚後に新鮮さを求めるなら、おすすめしない」(27歳/営業職) ・「確実に結婚が決まっていない人との同棲は、結婚が遠のく可能性もあるので、あまりおすすめしない」(27歳/専門職)

このように、「結婚前の同棲」をおすすめしない既婚女性は、

●「ダラダラと同棲していると結婚のタイミングがなくなる」

●「結婚後の新鮮味がない」

など、交際の形で一緒に住むことのデメリットを挙げています。

なかでも「結婚にふみ切るタイミングがわからなくなる」という意見は多く、同棲の目的が結婚ではなくただ一緒にいるだけ、となる危険があるのですね。

■「結婚前の同棲」を成功させるポイントは?

それでは、「結婚前の同棲」を成功させるには、どんなところに気をつければいいのでしょうか。

◇同棲する意味を確認する

「結婚前の同棲」をおすすめしない既婚女性の意見にあったように、ただ「一緒にいたいから」「そのほうが楽だから」という気持ちで安易に2人暮らしを始めてしまうと、結婚にふみ切るタイミングがわからなくなる恐れがあります。

たとえば女性が「そろそろ結婚したいな」と思っていても、彼のほうは「このままでもいいじゃないか」と、あえて結婚に進む意味を見失ってしまい、結局ダラダラと同棲を続けて最後は別れが……なんて結末は悲しいですよね。

いずれは結婚したいと考えている彼との同棲を考えるなら、まず「結婚を前提に一緒に暮らしたい」という気持ちをきちんと伝えましょう。

彼に「結婚のための同棲」と意識してもらうことで、中途半端な2人暮らしを続けるリスクを避けられます。

◇期限を決める

「ダラダラと同棲する期間ばかり長くなる」のを避けるためには、期限を決めることも有効です。

あらかじめ「2年間一緒に住んでみる」「1年暮らしてみて、大丈夫なら、来年の春に入籍する」など「同棲から次に進むステップ」を用意しておくと、その先の結婚を意識した暮らし方ができ、相手のこともしっかり見きわめることができます。

また、期限を決めておくことのメリットは、万が一うまくいかなかったときに同棲を解消する可能性を残しておけることにもあります。

期限が決まっていれば、2人の関係がダメになったときでも、区切りをすっぱりとつけやすくなるのですね。

◇「半同棲」から始めてみる

・「“半同棲状態”でもいいかもしれない。女性は自分の逃げ場というか、リフレッシュする場を持っているほうが、身軽にとらえられると思う」(33歳/秘書・アシスタント職)

という意見もありました。いきなりの2人暮らしは緊張することも多く、リラックスして過ごせるようになるまでが大変なこともあります。

まずはどちらかの家で一緒にいる時間を増やし、2人で過ごすことに慣れてからあらためて同棲にふみ切るのも、失敗しないためのリスクヘッジとして有効ですね。

その場合も、結婚を前提にした同棲である共通認識を持つことや、同棲の期限を決めるなど、ダラダラと過ごさないように意識するのが重要です。

「結婚前の同棲」は2人の意識が大切

このように、同棲から結婚までスムーズに進めるためには、「結婚のための同棲であること」をしっかり話し合ってから始めるのがポイントです。

一緒に住むことでお互いの過ごし方や価値観のわかる同棲は、筆者もおすすめですが、失敗しないためには2人が「ただ一緒に暮らしている」のではなく「結婚のため」という意識を持つことが大切。

安易に時間が過ぎるだけの同棲にならないよう、2人暮らしを始める前は、お互いの気持ちを伝え合う機会を持ちましょう。

(ひろたかおり) ※画像はイメージです。

※マイナビウーマン調べ 調査日時:2019年5月23日~5月25日 調査人数:384人(22~34歳の働く既婚女性)

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