気になりつつスルーしてた…冷奴の「奴」ってどういう意味?冷奴の呼び方の由来について紹介 (2/3ページ)

Japaaan

「奴」は、「エー、奴さん どちらへ行く?」といった端唄に合わせて踊る、日本舞踊やお座敷の定番とも言われている演目「奴さん」にも登場する武家の使用人です。江戸時代では、このような武家に奉公する身分の低い者のことを「奴」と呼んでいました。奴たちの仕事は、武士が出かけるときの荷物持ちをしたり雑用をこなしたり、「槍持ち奴」として、大名行列の先頭に槍を持って歩いたりすることでした。

「冷奴」は、その奴たちが着ていた半纏に由来しているというのです。

どういうことかというと、奴たちが着ていた半纏には、釘抜紋といって、四角いシンプルな図柄の紋が染められていました。その四角い図柄から、江戸時代の人たちは、食材を四角に切ることを「奴に切る」と言うようになったそうなのです。

釘抜紋(画像出典はAMAZON)

釘抜紋

冷奴は、豆腐を四角に切っていただきます。つまり、豆腐を奴に切っていただくわけです。このことから、「冷奴」という呼び方が定着したのですね。冷たい豆腐が「冷奴」、湯豆腐のことは「湯奴」とか「煮奴」と呼ばれるようになったそうです。

ほかの説も…

上記の説のほかに、もともと「冷ややか豆腐」と言われていたのが、なまって「ひいややっこ」になったという説と、口にすると「ヒヤッ」とするから「ひやっこ」⇒「ひややっこ」となったという説もあるようです。

冷奴の歴史は…?

豆腐は中国で生まれました。それが日本に入ってきたのは、奈良時代の遣唐使によってです。当時は、密かに、寺院で精進料理に使われていたようです。その精進料理が貴族や武家に伝わって、上流階級の人々の口に入るようになりました。つまり、豆腐はぜいたく品だったわけです。

江戸時代に入ると、将軍の膳には朝も昼もふんだんに使われるようになりました。

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