『いだてん』と大コケ大河『平清盛』『花燃ゆ』に意外な共通点 (2/3ページ)

日刊大衆

 次に低視聴率大河として名があがるのは15年、井上真央が主演した『花燃ゆ』だ。平均視聴率は11から12%台が続き、9.3%と1桁視聴率も記録。最後までくすぶったままで終わってしまった。低視聴率だった理由は、ズバリ主人公のマイナーさだ。主人公の文は幕末から明治を生きた女性だが、彼女自身は偉人ではない。吉田松陰の妹で、久坂玄瑞の妻になり、後には群馬県令の妻となった女性だ。大河ドラマでは手堅い幕末作品だったのに、視聴者の知らない人物が主人公だったことで、注目度を下げてしまった。

■『平清盛』はイケメンぞろいでもダメだった!

 また『花燃ゆ』は“イケメン大河”と呼ばれ、俳優推しだったこともマイナスに働いた。伊勢谷友介大沢たかお高良健吾をそろえ、当時のプロデューサーは、女性たちに見てもらうためにイケメン俳優たちをキャスティングしたとコメント。しかしこれには「視聴者を甘く見るな」と、批判の声が上がった。

 あらためて、最低視聴率を更新した『いだてん』に戻ろう。まず大河で取り上げることが極端に少なかった“明治から昭和”という時代設定は、やはりマイナスだろう。そして金栗四三、田畑政治という、よほどのスポーツマニアでないと知らない人物が主人公なのも、低視聴率につながっている。時代設定に主要人物、上記した2つの低視聴率大河の悪いところを、ダブルで取ってしまったかたちだ。

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