本格的な大型クロスカントリーモデルとして知られるトヨタ・ランドクルーザーと日産・サファリ。今でもとの地位は揺らぐことがない存在です。どちらも元々は軍用として開発がされたのが始まりになります。

トヨタ・ランドクルーザーの前身はトヨタ・ジープBJ型と言う車名でした。しかしジープの名前がアメリカの標章権に抵触することから1955年にランドクルーザーに改名されたことが始まりになります。

日産・サファリの初代は1980年製造が開始されました。海外では不整地向けのパトロールカーや消防車などの特殊車両のベースとして使われてきました。

日産のミニバンの元祖はプレーリー。初代は1982年に製造され、３列シートの8人乗りとして世に出ました。当時はミニバンというジャンルはなく、新しいタイプのセダンとされています。

三菱のシャリオも初代モデルが1983年から製造と日産のプレーリーとほぼ同時期になります。こちらは3列シート７人乗り。

日産・プレーリーも三菱・シャリオもミニバンの元祖と呼ばれる車両になります。

昨今のSUVブームの先駆けとなった国内メーカーの車両が、トヨタ・クルーガーとスズキ・グランドエスクードになります。

トヨタ・クルーガーは初代モデルが2000年に製造されました。初代クルーガーのベース車両になっているのが、初代のハリアーになります。ハリアーはトヨタの高級ブランド、レクサスからラグジュアリーSUVとして販売されましたが、クルーガーは保守的なスタイリングとして販売されることになりました。

スズキ・グランドエスクードは2代目エスクードをベースに、北米で1998年から発売されました。2代目エスクードよりも全長が485mm長くエンジンもV型6気筒2700ccが搭載。