ウサギは悪の象徴だったのか?中世の写本に見られる殺人ウサギ (2/4ページ)

カラパイア



3_e3
image credit:Facebook/Sexy Codicology

 やはり中世でも、ウサギは一般的に純粋や無力のイメージだ。

 だから、中世のキリストの肖像の余白には、純真で暴力のぼの字もない、白や茶色の小さくかわいらしいウサギの集団が描かれているものもある。

 だが、ジョークとしてユーモラスなこうした挿絵を描き込んだ製作者は別の見方をしていたようだ。

 皮肉をこめたジョークは、滑稽なシーンを描くこともある。例えば、木の脚をもつ床屋が、自分の脚をノコギリで挽いて枝を切り出すといったものがある。

 世界を逆転させることの面白さが、"ウサギのリベンジ"というジャンルの漫画を生み出し、描かれている人間の意気地のなさや愚かさを見せつけるためにたびたび使われた。

6_e0
image credit:Facebook/Sexy Codicology

 中期英語の”Stickhare”という言葉は、弱虫につけられたあだ名で、挿絵の中では"ウサギの顔でちぢこまった表情をしている、大きな棒を持ったタフなハンター"として描かれている。
「ウサギは悪の象徴だったのか?中世の写本に見られる殺人ウサギ」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る