大阪・警官拳銃強奪 逮捕された関西テレビ常務の息子「家庭事情」 (2/2ページ)

週刊実話

マスコミ関係者は、確認に奔走し始めたんや」(前出・地元記者)

 実際、関テレ社内には異様な雰囲気が漂い、報道番組前に緊急会議が開かれて、対応が協議されていたようだ。

 事件当日の夜には、府警は強盗殺人未遂の疑いで逮捕状を取り、飯森裕次郎容疑者の名前を公表。広域捜査に踏み切った。

 「飯森容疑者は吹田市内の中学、高校を出ており、千里山周辺の土地勘があったものと思われます。高校卒業後は東京の大学に進み、同じフジ系列の岩手めんこいテレビの関連会社などに勤務。直近ではゴルフ練習場に勤めていたのですが、事件直前、体調不良を訴えて長期休暇を取得しています。品川区にあるマンションで母親と暮らしていたため、事件後に東京へ舞い戻っている可能性もあり、当局は躍起になって行方を追っていました」(前出・全国紙社会部記者)

 翌17日の早朝、飯森容疑者は現場の交番から約8キロ北に位置する大阪府箕面市の山中で、ベンチに横たわっているところを発見され、身柄を確保された。

 「飯森容疑者は容疑を否認し、『私の思うことは病気がひどくなったせい、周りの人がひどくなったせい、ということです』と供述しているそうです。“病気”についても取り沙汰され、今後、裁判などに影響が出てくるのではないかともいわれています」(同)

 一方、飯森裕次郎容疑者の父親である関テレ・飯森睦尚常務が17日、個人名で「警察官の方およびご家族に対し、心よりお詫び申し上げます」との謝罪コメントを発表。父親として「いまだに信じられない気持ちがあります」と、複雑な胸中ものぞかせた。6月19日付で重要ポストを兼任することになっていたが、20日に行われる関テレの株主総会では、進退に関する決議が行われるものとみられる。

 「飯森常務は岩手県出身で、ずっと営業畑を歩んできたやり手。長身で見た目はロマンスグレーですが、酒に酔うと郷里の民話を語り始めるなど、人情派な面もある人物だったので、家庭に複雑な事情があるなど、思いもしませんでした」(前出・全国紙社会部記者)

 元農水事務次官が我が子を殺めた事件に続き、エリート一家の暗部を炙り出したこの事件。飯森常務にとって最悪の父の日となった。

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