カタツムリの粘液がヒントに。成人男性の体重にも耐えられる貼ってはがせる超強力な接着剤が開発される(米研究) (4/4ページ)

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予想される大惨事にやめてーっ!と叫びたくなるが、水分を加えてはがしても翅の組織にはまったく傷がつかなかったという。

 ちなみに接着剤の表面は液体というよりは、薄いウエハーのようなものに覆われているそうだ。ここにはエピフラムと同じく微細な穴が並んでおり、そこから水分が出入りできる。

 空気にさらしたり、熱を加えたりすると乾いて固形化し、水をかけると再び軟化するのは、こうした構造のおかげだ。


・アップグレードも検討中

 カタツムリ接着剤は、エピフラムと同じく、デコボコと荒れた表面で一番効果を発揮するが、ガラスのようなツルッとした面にも使えるという。ミクロな視点から見れば、どんな面でもデコボコしているからだ。

 なお、いくら強力とはいえ、水を使うとはがれてしまうので、当然ながら乾燥した環境でなければ使用することができない。

 この弱点を克服するために、ヤン氏は、水の代わりに熱や電気で軟化させられるような別の素材を探しているところだそうだ。

 この研究は『PNAS』に掲載された。

References:Reversible superglue proves strong enough to hold average man/ written by hiroching / edited by parumo

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