新潟・山形地震でわかった「次は日本海大津波」の恐怖(1)今後も同程度規模の地震の可能性 (2/2ページ)
東京大学地震研究所の飯高隆准教授によれば、
「地震の種類は大別すると、プレート境界型と活断層型に分かれますが、今回の地震は、震源の深さや位置から考えると、活断層による地震の可能性が高い。19日の政府の地震調査委員会でも『海底下にある未知の断層が動いた』との可能性が議論されているようです。また、歴史的にみて大きな地震が幾度も発生している状況証拠などから、83年の日本海中部地震や93年の北海道南西沖地震の震源域周辺にはプレート境界の存在が提唱されています。今回の山形県沖の震源については『日本海東縁変動帯』や『ひずみ集中帯』と呼ばれており、ひずみが集中している可能性が示唆されている場所です。今回はこのひずみが集中している領域の中で地震が発生していると考えていいのではないかと思います。また、この付近は活断層がたくさんあるだけに、数年や数十年という期間でみると、今後も今回と同じクラスの地震が起こる可能性は十分に考えられる。注意が必要です」
今後も予断を許さないということだ。