中居に「死ね」とまで言っていたジャニー氏 一蓮托生の“親子関係” (2/2ページ)
稲垣吾郎は中性的な俳優で、草なぎ剛はズバ抜けた運動スキルが自慢。最年少の香取慎吾は、弟キャラのバラエティ班だった。
デビュー前のおもな活動は、光GENJIのバックダンサー。人気が高まり始めた頃、光GENJIのコンサートで、オリジナルソングを歌う時間と自己紹介で6分の持ち時間を与えられた。しかし、何もできないまま終えてしまった。
舞台袖にはけてきたメンバーに、せっかくの大チャンスを棒に振ったとジャニー氏は怒髪天を衝いた。そして、中居に暴言を吐いた。「YOU DIE」(死ね)。
会社社長が未成年に「死ね」と言うのは、今の時代であればコンプライアンスに引っかかる。しかし、これもジャニー氏の荒療治だ。特にSMAPは、歌番組が相次いで終了したアイドル氷河期に誕生した不幸なグループ。ジャニー氏は「ふざけんじゃねぇぞ!」、「出てけ!」、「帰れ!」、「辞めちまえ!」と数えきれない罵詈雑言を浴びせながらも、自分の全人生を賭けてでも売ってやろうと、必死だった。
およそ3年前、SMAPは空中分解して、稲垣、草なぎ、香取はジャニー氏のもとを旅立った。一度は「死ね」と言われた中居は、バランスを保つために、木村と残留した。その中居は、ジャニー氏が昏倒して救急搬送された翌19日から、病床に長時間付き添っていたという。
中居とジャニー氏の33年にわたる“親子関係”。それは、一蓮托生の体現だったといえよう。
(伊藤雅奈子)