猫、またしてもヒゲメンを恋の罠に。自宅の隣に保護施設が引っ越してきたところから始まる猫とヒゲメンの物語

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猫、またしてもヒゲメンを恋の罠に。自宅の隣に保護施設が引っ越してきたところから始まる猫とヒゲメンの物語
猫、またしてもヒゲメンを恋の罠に。自宅の隣に保護施設が引っ越してきたところから始まる猫とヒゲメンの物語

image credit:Facebook

 「猫tとか興味ないし」そう思っていたはずの人間たちを次々と虜にしていく猫たち。動物抜きのクールな暮らしを送っている人々にほんのり温もりを送り、いつの間にか人間本人が気づいていないポテンシャルをも見抜いていくのが猫の得意技だ。

 今回も一人のヒゲメンが、ひょんなことから猫と触れ合い、猫により人生が一変していったようである。

 何といっても猫のヒゲメン好きはすっかり定説だ。このヒゲメンも例外ではなく、ばっちりNNN(ねこねこネットワーク)の対象だったようだ。

・猫に興味のなかった男性の自宅の隣に猫の保護施設が越してきた

 雑貨屋(The Eclectic Market)を営んでいたライアン・キーナンさんは、今まで自分は猫好きだと思ったことがなかったという。しかし数年前、自身の家の隣に保護団体のSafe Haven Pet Sanctuaryがやってきてから事態は一変する。

 外に並んだカウチに何匹もの猫が寝そべり、そのお世話をする人々の働きぶりを見ていたライアンさんは親切心から「何かお手伝いしましょうか?」と声をかけた。

 施設には当時30匹ほどの猫たちが保護されていた。ライアンさんは隣人のよしみということで、夜間の世話、そして何匹かを自分の店で飼い主募集してみることに。


・いつのまにか、猫のお世話係をかって出るように

 保護団体のスタッフは、出会った当時のライアンさんについて

私たちが越して来た頃、彼は猫とは縁遠い暮らしをしていたようで、ほとんど猫の事なんて知りませんでした。“カメレオンやなんかみたいに毛の色は変わるの?”と聞く始末でしたから。

などと語っている。

 しかしそんなライアンさんも猫と出会い少しずつ変化が見られた。自身の店が休みの時は、お隣の保護施設に来て猫の顔を見に来たり、お世話をしに来るようになったのだ。

 ライアンさんは、いつの間にか愛情を必要としている猫たちの世話にかけてはピカイチのケアマネージャーとなっていった。

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・1匹の猫、ボタンとの出会い

 ライアンさんが保護施設に入っていくと、自然と猫たちは行列を作るようになった。みんなライアンさんからのなでなでとお膝でのお昼寝を所望しているのだ。

 そして昨年、ついに運命の出会いを迎える。施設にボタンという名の猫がやってきた。前の飼い主は家庭の事情でお世話をすることができないと施設に預けることにしたのだ。

 ボタンの前の飼い主は介護で忙しくなり、しばらくの間ボタンは待つだけの日々を送っていたようだ。そして一家が介護付き住宅に移ることとなり、ボタンは施設にやってきたという。

 毎日そばにいた人々が突然帰らなくなったのだ。人間との暮らしを忘れつつあったボタンは、人への恐怖を感じるようになってしまった。

 だがライアンさんと施設の人々の忍耐と温かい心により、ボタンは再度人間との生活を思い出し、甘えん坊で小生意気な本来の性格を取り戻したという。


 ライアンさんがボタンを見かけると、ボタンはどんな時でも抱っこやモフを要求しに喉を鳴らして甘えてきたそうだ。

 ライアンさんはボタンが外の空気を吸うことが大好きだと知り、時々施設の駐車場へ連れ出してあげるようになった。

 ボタンはライアンさんとの散歩タイムをことのほか気に入り、すっかりライアンさんに懐くように。そこまでなつかれちゃったらライアンさんもぞっこんだ。

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・一緒にお店に連れていくほど1匹と1人は仲良しに

 ライアンさんは自身の店にボタンを招くようになり、一緒の時間を過ごすことが増えた。ボタンはお客の買い物の手伝いをしたり、非常に行儀よくしているという。

 11歳という年齢でも、心の中にはまだ子猫の頃の甘えん坊な一面を持つボタンは、お気に入りの人間であるライアンさんと過ごすときが何よりも楽しみなんだそうだ。



・心の殻を破るようになったボタンの変化

 「気難しい一面もありますが、よく知ればとても心優しい猫なんです。1日中後ろを追いかけてきてニャアニャア鳴いたりするんですよ。」と施設のスタッフは語る。

 ボタンの施設での生活ぶりを聞くと、とにかく撫でられることが好きだということ、食料庫の支配者だということ。

 そしてライアンさんの横で昼寝をするのが大好きだということだ。時々ライアンさんに施設内で見かけたものを“お土産”に持ち帰ってくるというほど大好きなのだ。

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 ボタンがこの施設にやってきたとき、ボタンは過去のつらい経験から、非常に意固地になって自分の殻に閉じこもっていた。

 しかし、ライアンさんとののんびりした時を過ごすことでボタンは1匹の甘えん坊な猫に立ち返ることができたのだ。今ではテディベアのように抱っこされなれた姿を見せている。

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 「私たちはライアンみたいなケアマネージャーがいて本当に幸運だと思っています。もしライアンが隣人じゃなかったらボタンはどうなっていたか。素敵な隣人と出会えて有難く思っています。」とスタッフたちはコメントしている。

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 長く一緒に過ごした家族と別れ、急な環境の変化に傷つき戸惑ったボタンだったけれども、これからの猫生は楽しいことだらけに間違いない。安全な保護施設、そしてそこにはやさしい隣人兼、暫定未来の飼い主であるライアンさんがそばにいるのだから。

References: Love Meow/Facebook/など / written by kokarimushi / edited by parumo
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