「年上の後輩」にタメ口はナシな理由 (2/3ページ)
ただ、このアンケート結果を見て「後輩とはいえ年上だから、敬語で話すものなのだな」と判断するのは早計です。
私は現在社会人歴約10年の中堅社員ですが、自分より見た目や職位が明らかに「下」である新入社員への言葉づかいは基本的には「敬語」です。いきなり「今日からよろしく~! かわいいね~何歳? どこ住み? LINEやってる?」とタメ口を使うことはありません。
相手の緊張をほぐすために、多少くだけた言葉づかいを織り交ぜることはあります。しかし、ベースは9割敬語で、その後関係性によってチューニングしていきますが、100%タメ口になることは稀です。
それは会社の後輩という枠を飛び越えた「友人」です。
上記のように考えると、アンケート結果のタメ口で接すると答えた人は、「後輩が年上」というような状況でなくてもフランクに人に接することができるコミュニケーション強者の可能性が高いです。
「相手の年齢や職歴に関わらず敬語を使う」のは、無用なもめごとを避ける「社会人のしぐさ」のひとつであり、特別なことではありません。
■年上の後輩は年下の先輩にどう対応するべきか
日本では「年功序列」という年齢区分による考え方と、その仕事に従事した歴によって立場を判断する「先輩」「後輩」という考え方があります。
「年上の後輩」が新入社員、中途社員、派遣社員、契約社員など、どの形態かにもよりますが、「職場経験が長い先輩」という立場の人に対してつき従うという感覚にそこまで拒否反応を起こす人はいないのではないでしょうか。
逆に言うと、その「年齢」に対するこだわりが強すぎる人は、ポジションによらず地雷感があります。人は「年を重ねたから」成長する生き物ではありません。
単純に年齢の上下で過度に振る舞いについて悩むのはナンセンスです。